試合実況考察

第25節 香川 vs 山口 Game1

スタメン

ランダル上良ママドゥムンホラベネル

1Q

10:00 香川
UCLA

UCLA Cutの際にファールドロー。

ムンホにBig、ランダルにSmallをつける山口。


9:45 香川
Post Iso
- Return - Counter Drive

ムンホTop、ラベネルWeak Wing StretchでランダルPost Up。
パサーからのPost Doubleされるが、リターンしてママドゥカウンタードライブでFT獲得。

ムンホとラベネルの配置が良かったことで、ハメられにくい配置にできていた。
山口は2-3Zone ShiftではなくパサーからのPost Doubleで守ってきた。


9:08 香川
Post Iso
- Top Dive Feed - Flash Feed

ムンホWeak Corner、ラベネルWeak Wing StretchでランダルPost Up。
TopからPost Doubleされ、TopのママドゥがTop Diveでパスを受ける。
さらにWeak CornerからFlashしてきたムンホがパスをもらってジャンパー成功。

Post Feed時にたまたま近くにいたからなのか、ママドゥを捨ててPost Doubleするというルールなのかまだ分からないが、2回連続でママドゥのところからのPost Doubleだった。
vs Smallの狙い方がPost Up偏重になるのは個人的には好みではないが、とりあえず今は山口のPost Dの見極めをする時間。
まだ数ポゼッションは様子を見ないと判断できなさそう。


8:30 香川
Post Iso

ラベネルTop、ムンホWeak WingでランダルPost Up。
ムンホを捨てての2-3Zone Shiftでの対応。
バックダウン時にファールドロー。

2-3Zone Shiftだ。
Weak Cornerは言うまでもないけど、ムンホWeak Wingも割と2-3Zone Shiftの起点にされる配置。
1Q 9:45のようにTopに配置すると雰囲気は変わってくるか。
てかPost Doubleじゃない?


8:14 香川
BLOB

上良ドライブレイアップ失敗。
1ドリ足りなかった。


7:47 香川
Post Iso
- Kick

ムンホWeak Wing、ラベネルTop StretchでランダルPost Up。
Weak CornerのママドゥのところからPost Double。
EscapeしたランダルにDriftで合わせたムンホがパスを受けて、コーナースリー失敗。
OREBをディフレクションされてポゼッション継続。

今度はママドゥのところからのPost Double。
どういうルールか見えないぞ。
ムンホの配置は特にこだわってなさそうだが、ラベネルのStretchは基本Top、最低Weak Wingと気を配れている。
ランダルもドリブルを止めずに冷静にEscapeできた。


7:26 香川

↑のBLOBでラベネルレイアップ成功。


7:05 香川
Empty PnP (vs Chase)
- Reject into Post Iso

ムンホWeak Wing StretchでランダルラベネルPnP。
RejectからPost Upしたランダルが押し込んでショットを放つが失敗。
ムンホのプットバック。

Post Upに入った際、1Q 8:30同様にWeak Wingのムンホを捨てての2-3Zone Shiftで対応してきた。
ただ、フィジカル差が元々かなりあるマッチアップで、そこにランダルがドライブの勢いも乗せて押し込んだため2-3Zone Shiftとか関係なくリング下まで到達した。
ドライブから、というのがポイントか。
2-3Zone ShiftしたりPost Doubleしたり、この辺りのルールがまだ見えない。


6:18 香川
Pindown - Empty PnR (vs Switch)
- Pull Up

ラベネルTop StretchでランダルムンホPnR。
SwitchからSwitch Backしてくる中、ランダルがプルアップスリーをヒット。

ムンホがスクリーンの後にRe-ScreenなのかDiveなのか、ランダルとの呼吸が曖昧になった隙にSwitch Backされたが、ランダルのプルアップスリーが全てを凌駕した。
山口はSwitch BackしてまでランダルにSmall、ムンホにBigのマッチアップを維持したかったのだろうか。
個人的にはSwitchしっぱなしの方が香川は苦しいのではと感じるから、Switch Backする必要なかったのにと思う。
だから香川としては、ランダルがSmallにマークされている時は、Switchされても大丈夫なようにランダルラベネル / ランダルダマの外国籍同士の組み合わせにするべきだと思う。


5:44 香川

ラベネルがボール運びからそのままドライブレイアップ。
フルコートでプレッシャーをかけてくる時に起こるパターン。
ムンホSlot Stretchもある程度作用して生まれたスペースにラベネルが突撃していった。


5:03 香川
Empty PnR (vs Under)
- Reject into Post Iso
- Skip Extra

ムンホSlot StretchでランダルラベネルPnR。
Underに対してチャンスは生まれなかったため、そのままPost Upへ移行。
Weak Wingのママドゥのところから2-3Zone Shiftを構築して、Redでハメにくる。
なんとかスキップパスとエクストラパスを出して打開できるか、というところでファールドロー。
すでにボーナス突入。

ムンホがWing寄りのSlotにいたため、ハメられやすい配置になっていた。
ムンホがTopにいれば、ママドゥ45Cutでもう少し分かりやすいチャンスになっていたかもしれない。
あとUnder攻略は明確な解決策を用意してきたのだろうか。


ランダルムンホダマの組み合わせ。


4:20 香川
UCLA Pop
- Post Iso
- Top Dive

ランダル木村UCLA CutからPopで木村が放った3ptはOREB確保。
セカンドチャンスではPost Iso。
Post Feedに合わせてTopのママドゥのところからPost Doubleしてくるが、ママドゥがカウンターとなるTop Diveでパスを受けてレイアップ成功。

ママドゥかムンホを捨てて毎回ヘルプしている山口。
どちらかに決めないとこれコミュニケーションミスとか起こりそうだけど大丈夫?という疑問が湧くが、今のところそこに関しては連動できている。
香川はママドゥのDiveの判断が非常に的確。


3:37 香川
Empty DHO (vs Under)
- Re-Screen (vs Chase)
- Pop Feed

ムンホWeak Wing Stretchで木村ダマDHO。
Underに対してRe-Screenでチャンスメイクを試みるが、木村のドライブではチャンスは生まれず。
どうしようもなくなって最終的にランダル3pt失敗。

Handler Forwardの位置関係はよほどのHandlerでないとDropの壁を超えられない。
この場面の木村もそうだった。


ランダルダマの組み合わせ。
ランダルにBigがつくように。


2:59 香川
Floppy Post

ダマDS待機でランダルPost Up。
ターンアラウンドでFT獲得。

外国籍対決のため、とりあえず2-3Zone ShiftもPost Doubleもしてこなかった。
ここで簡単にランダルの質で殴るのではなく、より楽な状況を演出してあげてから質で殴らせるように個人的にはしたい。
その手段がMUMだけど、ムンホが下がって自動MUMできなくなると一切やらなくなる。
自動MUMできていた時はその時でスペーシング怪しくなることがあるけども。


2:30 香川
Post Iso

ランダルDS待機でダマPost Up。
ダマレイアップ成功。

シンプルにダマの質で殴る。
外国籍対決に明らかな差があるってことならこれだけでいいのか。
変にMUMして相手外国籍にRim Protectionされる方がややこしいか。
それはそうか、たしかに。


2:02 香川
Get Veer (vs Toplock)
- Chase (vs Blitz)
- Short Roll Feed - Kick

ダマDS待機で松井ランダルPindown。
Toplockを強引に押し出して、Chaseで折り返してBlitzを誘い、Short Roll展開に持ち込む。
ランダルの巧みなステップとキックアウトから、木村3pt成功。

Toplock攻略は依然として課題。
この場面もToplockされながらも無理やりスクリーンまで到達して、という松井のフィジカル負担の大きい打開の仕方だった。

Toplock攻略としてランダルScreenerは良いパターンな気がする。
Toplockされたら松井にスクリーン使わせると思わせてランダルがPopする、というの。
これだと、松井のReject警戒で裏ケアしていたDefとのCOSをランダルが得られる。
ラベネルもこのScreenerの役割はもちろんできる。


1:16 香川
Empty DHO
- Re-Screen (vs Chase)
- Pop Feed into Empty DHO
- Reject Feed

ダマSlot Stretchで上良ランダルDHO。
どうにかしてDHOでチャンスを作りたいという意識を見せて、それに対応してくるDefの裏をつくRejectだったが、レイアップは失敗。

これはWiperに入るプレー?
ただRe-Screenを繰り返しているだけだから該当しないか。
ダマStretchの悪影響はなかったポゼッションだった。


0:43 香川
Empty Angle PnR (vs Switch)
- Corner Filled Inverted PnR (vs Show)
- Pull Up

ランダルダマPnRでSwitchされ、仕切り直し。
ダマStrong Corner Stretchでランダル木村PnP。
Showされながらのプルアップスリー失敗。
OREB確保でのセカンドチャンスは次ブロックで記述。

最初の外国籍同士のPnRにやはり意義を感じられない。
それで時間を浪費したことで、肝心な木村とのPnPに使える時間が5秒も残らなかった。


0:20 香川
High Inverted PnP (vs Switch)
- Top Iso

ダマDS待機でランダル松井PnP。
Switchでvs SmallのMUMから、ランダルIso。
ドライブレイアップでエンドワン獲得。

これよこれ。
ダマDS待機で、MUMしたランダルがドライブしていく形。
これがどう考えてもベスト。
ずっとこれでいい、ほんとに。


1Q終了
香川 24 - 14 山口

2Q

ラベネルダマの組み合わせ。


9:22 香川
Zoom
- Rip Post
- Skip

木村Zoomから、2枚目ラベネルに1枚目松井がRipをかけてPost Entry。
ダマDS待機でラベネルPost Up。
TopからのPost Doubleを掻い潜ってスキップパス。
上良のコーナースリー失敗。

TopからPost Double来たからTopにパス出そうと思ったけど、Weak CornerがTopにRotationしそうだな、とラベネルが瞬時に判断。
その判断の結果、ラベネルはWeak Cornerへのスキップパスを選択したが、Weak CornerがTopにRotationすることはなく、ギリギリのパスになった。
Stuntの駆け引きにラベネルが負けたのではなく、そもそもDefが動いていなかったため、質の低いRotationに対してラベネルが考えすぎたみたいな状況だった。
1Qのいくつかの場面から、MUMは必要ないととりあえず思ってよさそうだが、ダマDS待機によって中と中の関係性になっているのはスペーシング的にいただけないか。
いまだに山口のPost Dのルールは読み取れない。


8:47 香川
Empty Inverted Angle PnP (vs Show)
- Flip Screen

ラベネルTop Stretchでダマ松井PnP。
Showに対してFlip Screenをセットしてダマがドライブ成功し、一気にダンクを試みるが失敗。
OREB確保後のセカンドチャンスは次ブロックに記述。

ToplockからShowしたって感じのCoverage。
Toplockのままであれば、松井はSYOMをしていたような雰囲気。
これは良い工夫、ラベネルTop Stretchだったし。
そもそも、はじめからInverted PnPだったわけではなかったのが良かったところ。
はじめは松井Zoomの雰囲気で、まずは1枚目の木村ClearからEmpty DHOの匂いを嗅がせて、ToplockされたところでInverted PnPに移り、SYOM回避でShowしたのに対してFlip Screen。


「ナイスプレー!」と直感的に唸るようなプレーではないが、起こったことを1つ1つ整理してみたら「ということは、これはナイスプレーということになるか、ふーん」みたいな感想になったプレー。


8:35 香川
Post Iso

ラベネルDS待機でダマPost Up。
パサーのところからStunt。
Topの上良がTop Dive。
ダマのフェイダウェイ失敗を上良がプットバックする際にFT獲得。

今度はTopからのPost Doubleではなく、パサーの木村のところからのStunt。
2Q 9:22はTopからのPost Doubleだったが、その時のTopも木村だったことから、木村を捨ててPost Doubleするというルールが読み取れる。
ただ、1Qはその捨てるプレイヤーとして、ママドゥとムンホの2人を設定していたのがまだ解明できない。
ママドゥとムンホが同時にコートに立つ時間は1Q長かったため、その時にどのような判断基準でどちらを捨ててPost Doubleしていたのか。
今は木村を捨てるだけだから簡単だけど、1Qはなんだったんだ?


7:57 香川
Pindown - Empty PnR (vs Blitz)
- Short Roll Feed

ラベネルTop Stretchで松井ダマPnR。
Blitzに対してShort Roll Feed。
ダマのレイアップでFT獲得。

ラベネルTop StretchによってダマがDiveするスペースを広く確保できていた。
Topから無理なTagをするしかなかったから、ダマは簡単にFTをもらえた。
これは分かりやすいナイスプレー。


7:32 香川
Pindown (vs Toplock)
- Flip Screen
- Pop Feed

ラベネルパサーで松井ダマPindown。
Toplockに対してFlip Screenをかけて、松井はFlex的に下からスクリーンを使ってWingに鋭角に進路を切り替えて出てくる。
おそらくそこから、Pop Feed into Rip Postをラベネルとダマはイメージしていたと思われるが、松井が自分でクリエイトしたがっているような動きをしたためごちゃつき、最終的にイリーガルスクリーン。

Toplockへの答えは出ない。
まあ数ヶ月苦しみ続けているから、この試合中に何かが変わるとは思えない。
1Q 2:02でToplock攻略のアイデアを1つ書いたのと、ちょっと前の試合の実況考察のどこかでもアイデア書いたのはあるけど、それでもToplockを崩すセオリーみたいなのははっきりしていない。

1Q 2:02で書いた、裏ケアを誘っておいてPopしたScreenerがCOSを得るパターンは基礎的で良いなと感じる。
香川はEarly Pinをやらないからバリエーションが乏しくなっている、というのは結構大きい気がする。


6:35 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Top Feed
- Top Iso

ラベネルTop Stretchで木村ダマPnR。
クリエイトしきれなかった木村がTopのラベネルに託して、ラベネルIso。
ドライブレイアップ成功。

木村がもう1つJailっぽいドリブルを入れていれば、Roll Feedか自分のジャンパーかを冷静に選べる展開を作れただろうに、そのドリブルを止めてしまい、次の展開に進めなかった。
外国籍対決はかなり香川に分があると見て間違いなさそう。


5:56 香川
Zoom
- Decoy Drive (TOV)

ラベネルWeak Wing Stretchで木村Zoom。
ダマがDecoy DriveでハンドリングミスしてTOV。


5:20 香川
Pitch Action?
- Step-Up PnR (vs Switch)
- Post

ラベネルWeak Corner Stretchで足立ダマPnR。
SwitchさせてMUMを得たダマがPost Up。
押し込む際にファールドロー。

全体として何を狙いたいのかよく分からない。
ダマMUMが欲しかった?


5:00 香川
Post Iso

ラベネルパサーでダマPost Up。
プルアップジャンパー失敗。
セカンドチャンスで足立3pt成功。

やはり、Topの木村を捨ててPost Doubleしてきた。
そういうルールだろうな。
ただ、今は1Qでは捨てる対象だったママドゥもコートにいるため、木村とママドゥをどう捉えているのか注目したい。
ママドゥより木村の方が捨てる優先度高いから今は「木村を捨てる」で一本化するのか?


ランダルムンホラベネルの組み合わせ。
ランダルにBig、ムンホにSmallをつけてきた。


4:20 香川
Empty PnR
- Reject
- Post

ランダルラベネルPnR。
フィジカル的なMUMは見込めないため、Rejectの対応された時点でズレは作れない。
ランダルはクリエイトできなかったが、託されたラベネルがなんとかドライブレイアップ成功。

これでいいって本当に思っているのだろうか。
MUMできる組み合わせにするだけで全然変わるのに。


ランダルにSmall、ムンホにBigをつけるようにマッチアップ変更。


3:45 香川
Empty PnR (vs Under)
- Post
- Skip

ムンホWeak Wing StretchでランダルラベネルPnR。
Underに対して何もできず、MUMなしのラベネルPost Upへ。
2-3Zone ShiftからRedに対して、ラベネルはWeak Cornerへスキップパス。
その後のママドゥDS FeedがTOV。

Empty PnRだったため、2-3Zone Shiftに苦しんだ。
山口はムンホをマークするWeak WingのBigではなく、Weak CornerのSmallが後衛中央に入ってRedもした。
山口の2-3Zone Shiftが適材適所かどうか怪しさがあるため、ラベネルは余裕でパスを出せた。
ムンホの3ptを信頼するかどうかで、この場面の配置がハメられやすい配置だったかどうか変わる。
信頼しないのであればハメられやすい配置だったが、山口の適材適所ミスのおかげで問題にならなかったという解釈になる。
2-3Zone Shiftに関連する問題は、High PnRにすればすべて解決される。


スティールから速攻。
ムンホTOV。


2:50 香川
Post Iso
- Skip

ラベネルTop、ムンホWeak Wing StretchでランダルPost Up。
Weak CornerのSmallが後衛中央になる2-3Zone Shift。
Weak Wingでオープンになったムンホにスキップパスが飛び、ムンホ3pt失敗。
OREBの際にファールドロー、すでにボーナス突入。

山口は何のためにマッチアップ変更したのだろうか。
ムンホを捨てて後衛中央をBigにしなきゃ意味なくない?
なんで後衛中央をSmallにしてんの。


2:12 香川
Stagger
- Post

ムンホWeak Corner、ラベネルパサーでランダルPost Up。
Topのママドゥを捨ててのPost Doubleに対してママドゥTop Dive。
ランダルはPost DoubleをEscapeして、改めてドライブを仕掛けてエンドワン獲得。

山口はほんとに何考えてんだろうか。
ランダルへのDoubleをなんでSmallとSmallでやってんの。
BigとSmallでのDoubleの方が、Doubleの圧力的にもRotation役の機動力的にも絶対良いと思う。


1:35 香川
High PnR (vs Under)

ムンホDouble Side Corner StretchでランダルラベネルPnR。
Under攻略のFlat Screen効果で直線的にドライブできたランダルがFT獲得。

もう1つドリブル入れたかった。
エンドワンの確率を上げるためにも、ファール吹かれなかった時のためにも。
ただ、Under攻略のFlat Screenという工夫が入った、MUMを期待できる組み合わせでのPnRということで非常に良かった。
ムンホをSingle Side CornerかWingに配置すればより良かったとは思うが、総合的にはこの試合屈指のプレー。
このプレーが見られることをなぜ特別なことだと思わないといけないのか、ベンチとの価値観の違いを感じる。


ランダルラベネルの組み合わせ。


1:19 香川
3-2Zone Attack

突然の3-2Zoneに戸惑い、Overloadも強制MUMもできなかったが、足立のギャップドライブから松井のプルアップ成功。


0:30 香川
3-2Zone Attack

Cross ScreenからラベネルDeep Sealしてファールドロー。
すでにボーナス突入。

後衛左にマークされるラベネルが、後衛右にマークされるママドゥにCross Screenをセットし、受け渡しのタイミングでリバースターンしてDeep Sealした。


2Q終了
香川 43 - 28 山口

3Q

ランダルムンホラベネルの組み合わせ。
ランダルにSmall、ムンホにBig。


10:00 香川
Horns Rip
- Corner Feed - Counter Drive
- High PnR (vs Blitz)
- Short Roll Feed - Kick (TOV)

ラベネル上良RipでCornerからのヘルプを引きつけたところで、ランダルがCornerのムンホにパス。
ムンホのカウンタードライブは止められて仕切り直し。
ラベネルWing、ムンホSingle Side Corner Stretchで上良ランダルPnR。
Blitzに対してShort Rollしたランダルがパスを受けてのキックアウトが逸れてTOV。

Horns RipもHigh PnRも狙いは良い。
特にHigh PnRはラベネルとムンホの配置が完璧だった。


9:25 香川
Pitch Action
- Empty DHO (vs Chase)

ママドゥムンホDHOでママドゥドライブレイアップ失敗。

スキル使わない突撃ドライブでRim Protectionに返り討ちにされる。
この後に速攻くらうのが怖い。
ラベネルがStep-UpのためにElbowあたりにいたことでそっちのRim Protecterは除外できていたため、Dropとの勝負だったが、工夫が足りなかった。


8:55 香川
Corner Filled PnR (vs Switch)
- Roll Feed

ムンホWeak Corner StretchでランダルラベネルPnR。
Switchに対してBack SealしたラベネルへのRoll Feedでラベネルエンドワン獲得。

スクリーンを通過したランダルがTop周辺にいたため、Weak Cornerのムンホを捨ててTagに出た場合はすぐにムンホにパスされる状態だった。
そのおかげかラベネルがBigにTagされることはなく、結果的にエンドワンに繋がった。
SwitchしてくるならWeak Wingでなくてもある程度いける感じか。
Dropであれば、Drop + Tag from Weak Cornerでペイントエリアが窮屈になりえる。
ショットクロックが迫っていたから思い切ってSwitchした、この場面特有の現象?


8:18 香川
High PnR (vs Chase)
- Lift Feed

ムンホSingle Side Corner StretchでランダルラベネルPnR。
Tagを引きつけた瞬間にLift Feedで、パスを受けたムンホの3pt失敗。

トランジションからDragのリズムでのPnRだったため、Underなどでスクリーン回避させなかった。


BLOBでラベネルレイアップ成功。


7:43 香川
Horns Rip
- Corner Feed

ラベネル上良RipでCornerからTagを引きつけて、Cornerのムンホにパス。
ムンホのコーナースリー失敗。

3Q 10:00と同じプレーで同じ現象が発生。
ムンホがフィニッシャーとしてもう少しクオリティを出してくれるとありがたい。


7:12 香川
Zoom
- Post - Return

ママドゥZoomから1枚目ランダルPost Upへ移行。
ムンホWeak Wing、ラベネルTop StretchでランダルPost Up。
パサーのママドゥのところからのPost Doubleに対してリターンして、ママドゥ3pt成功。

ママドゥを捨ててのPost Double。
これはムンホ<ママドゥの優先度だからなのか、ママドゥがパサーでムンホよりDoubleの起点にしやすかったからなのか。
前半の傾向的にたぶん後者。
ムンホとラベネルを最善の配置にできていた。
それにしても、わざわざランダルにSmallをつけてRim Protecterを2枚オフボールにしているのに、そこを使わないPost Dを構築する山口の意図は一切理解できない。
Post Doubleするのは全然良いんだけど、それならなんでBigをランダルにつけないのだろうかという疑問。


6:15 香川
3-2Zone Attack

Clear FillでOverloadを試みるが、1つ1つのパスと動きの規模が小さいためにミスなく受け渡しを遂行されてワイドオープンもOverloadも生まれなかった。


5:46 香川
3-2Zone Attack?

トランジションから3-2Zoneを組むのか曖昧になっていたところで、ムンホがDSでオープンに。
ムンホのフローター成功。


5:13 香川
3-2Zone Attack

Clear FillからラベネルDeep Sealでパスを受けてのフック失敗。
受け渡しの際のマッチアップがややルーズになるタイミングでラベネルが一気にDeep Sealを成功させた。
良いタイミングだったからあとは決めるだけ。


4:34 香川
3-2Zone Attack (PnR)

前衛右に対してランダルラベネルEmpty PnRでランダルギャップドライブ。
キック+エクストラからママドゥギャップドライブの後、DSで合わせたムンホのショット成功。

トランジションで3-2Zoneが組みきらないうちにPnRを開始するテンポが良かった。
ランダルが最初のギャップドライブで前衛右と前衛中央の2人をロックしたことで、以降のRotationを崩壊させた。


ランダルムンホダマの組み合わせ。


3:52 香川
3-2Zone Attack

Overloadなしだったが、マッチアップもしてこなかったため右Cornerのママドゥがややオープンになっていた。
そこへランダルがスキップパスを飛ばし、ママドゥカウンタードライブからレイアップ成功。

運ゲーカウンタードライブが成功。
1、2のリズムでキャッチしないから、COSでDefとの間合いを測る時間を作れない。
そのため、抜けるかどうか、抜けるとしてそれが右か左かの運試しの1on1をやることになる。
今回はその運試しに勝利できたからいいけど、この駆け引きに再現性は感じられない。


ランダルダマの組み合わせ。


3:21 香川
3-2Zone Attack

Box1気味で守られる松井を起点としたClear Fillで木村ワイドオープンスリー失敗。
構造は完璧。
Box1の攻略は品川戦で完全に掴めているから、すぐ理解できた。


2:58 香川
Post Split
- Pull Up

ダマPost Upで松井Splitでパスを受けてプルアップ成功。

トランジションのごちゃごちゃで、このポゼッションはM2Mだった。


2:14 香川
3-2Zone Attack
- Clear Fill
上良が左Wingから左Cornerに移動したのに、前衛左がついていったことで、左Wingに穴が空く。
そのスペースをFillした木村がワイドオープンスリーを放つが失敗。

上良にBox1だったのか、3-2Zoneの担当エリアのミスか、そもそも2-3Zoneだったのか、分からない。


1:46 香川
3-2Zone Attack
- Overload

左サイドでSlot、Corner、DSの配置でOverload。
Defが人数を合わせてきたところでサイドチェンジ。
Rotationで大きく開いたギャップにランダルがドライブしてレイアップ成功。

Overloadをきっかけにした良いギャップドライブだった。
3Q 3:21以降のZone Attackは非常に良い。


ラベネルダマの組み合わせ。


1:12 香川
Pindown

松井ダマPindownでイリーガルスクリーン。

M2Mに戻った。


0:51 香川
Pitch Action
- Step-Up PnR (vs Chase)

ラベネルDouble Side Corner Stretchで上良ダマPnR。
Handler Forwardの位置関係の中、上良がドライブレイアップでFT獲得。

上良のLate Rollしたダマを気にする減速からの再加速が非常に良かった。
上良Handlerの機会は毎試合10回くらいは絶対に与えるべき。
外国籍同士のSwitchされるだけのPnRなんかやる暇があれば上良にやらせてあげてほしい。


0:20 香川
High Short PnR (vs Show)
- Short Roll Feed - Give & Go

ダマDS待機で木村ラベネルPnR。
木村はPopを期待したがラベネルはShort Rollしたため、ラベネルが良いタイミングでパスをもらえなかった。
ただ、Give & Goで良い感じに木村がペイントエリアでパスをもらってチャンスは作れたが、それはDSからのRim Protectionに阻まれる。

ダマとの中と外の関係性的に、ラベネルにはPopしてほしかった。
ラベネルがPopさえしてくれていれば、待望の理想のプレーだった。
年越し前までは当たり前にやってくれていたプレーなんだけどもね。
なんでこのプレーがプレミア化しちゃうのさ。


3Q終了
香川 62 - 41 山口

4Q

4Qは割愛。


4Q終了
香川 74 - 64 山口

まとめ

良かった
✅ラベネルStretchでのスペーシング
▶️Stretchに加えて、Popの機会ももっと増やしてほしい(年越し前のように)
✅Box1攻略のClear Fill
▶️品川戦の1回きりではなく、パターンとしてしっかり定着している様子

課題
☑️Toplock攻略
☑️MUMを期待できない組み合わせでのPnR
▶️Bigにマークされるランダルとラベネルの組み合わせ

-試合実況考察