スタメン
ストックマンJr.上良ママドゥランダルラベネル
三重は今日も3Bigからスタート。
1Q
ランダルにBigをつけてきた。
ママドゥランダルラベネルをBigがマーク。
10:00 香川
Stagger Twirl (vs Chase)
ラベネルTwirlでパスを受けてジャンパー失敗。
ランダルがパサーとしてBigを1人Topにロックしている中でのプレー。
ラベネルがElbowでパスを受けてどれだけのクオリティを出せるか。
DREBからプッシュ。
ボールを運んできたストックマンJr.がそのままPost Upで押し込んでショット成功。
ランダルラベネルが攻撃参加する前にPost Upから攻めきった。
8:48 香川
Double Flex Post - Split
ラベネルPost Upで上良ランダルSplit。
上良3pt失敗。
初めてのセット。
ラベネルが2枚のFlexを利用してPost Upして、2枚目のFlex Screenerの上良がパサーのランダルとSplit Action。
ランダルパサーだし、ハメられやすい配置でもなさそう。
良いセットかどうかはもう少し見ないと分からない。
7:58 香川
Stagger Twirl
- Decoy Drive - Kick Extra
- Counter Drive
1Q 10:00と同じプレーで、ランダルのDecoy Drive。
ドライブキックとエクストラからラベネルカウンタードライブでレイアップ成功。
ランダルのDecoy Driveの際に、両方のOne Pass Awayが埋まっていたため、ランダル自身の得点は難しい状況だった。
ただ、そのOne Pass Awayを埋めているのが、Bigにマークされるママドゥとラベネルだったため、Rim Protecter排除の観点からは良い配置。
Game1 3Q 9:19でも同じ現象が起きていたが、この配置は何を重視するかで捉え方が変わる。
もし今回の場面でランダルが強引に自分でショットに持ち込んでいたら、良くない配置と書いていただろうが、実際はヘルプを引きつけてキックアウトしたため、悪くない配置と言っていいと思う。
DREBから速攻。
ストックマンJr.レイアップ成功。
6:51 香川
Horns Flare - Corner Filled PnR (vs Chase)
- Lift Feed
ラベネルWeak Wing、ママドゥStrong CornerでストックマンJr.ランダルPnR。
Tagを引きつけて、Liftしたママドゥへパス。
ママドゥの3pt成功。
BigにマークされるママドゥとラベネルをストックマンJr.の両隣に配置する完璧なデザイン。
スキップパスではないショートパスで、Bigによるヘルプにパニッシュメントできる状況で、実際に的確にママドゥのオープンを見つけた。
ママドゥも3ptしっかり決めた。
3Bigへのお手本のような配置でのナイスプレー。
DREBから速攻。
上良のレイアップ成功。
5:37 香川
Wing Iso
DREBからプッシュして、そのままランダルWing Iso。
BigにマークされるラベネルがTop、ストックマンJr.がWeak Wingの配置。
ランダルドライブレイアップでエンドワン獲得。
ラベネルとストックマンJr.のポジショニングにより、Bigをペイントエリアから除外。
Rim Protecter不在のペイントエリアにランダルの良いドライブが炸裂した。
ランダルが外国籍対決の1on1に勝てるかがこれまでの懸念だったが、三重の外国籍に対してはしっかり勝てているため、今節はそこを心配する必要はなさそう。
Strong Cornerが埋まっていたことも、Weak SideからのヘルプとRotationの人数を制限する上で効果的に働いていた。
三重2Bigに。
ランダルには引き続きBigをつける。
5:18 香川
Empty DHO (vs Under)
- Re-Screen (vs Chase)
- Top Feed - Return
Pressでスティールしたことで突如始まった香川ポゼッション。
ランダルDS待機でストックマンJr.ラベネルDHO。
Underに対してRe-Screenを使ってチャンスメイク。
三重のSwitchかどうかのコミュニケーションミスにつけこんで、ストックマンJr.のコーナースリー失敗。
TOVから急にハーフコートDefを整えるのはメンタル的にも難しいだろうから、三重のSwitchミスは仕方ない部分も感じる。
4:53 香川
Post Iso
DREBからプッシュしたランダルがそのままIso。
ラベネルTop StretchでランダルPost Up。
ラベネルのLaker Cutの後に、スピンしてドライブレイアップでFT獲得。
プッシュからのIsoだったため、↑同様、三重はDefを整えられていなかった。
ラベネルのLaker Cut後にハメられやすい配置にはなっていたが、三重はヘルプをどこからも送れていなかった。
Defから混乱のある状況を誘発して、そのうちに香川が仕掛けられていると言えるか。
ランダルダマの組み合わせ。
4:33 香川
Corner Filled PnR (vs Chase)
ダマWing StretchでストックマンJr.ランダルPnP。
ストックマンJr.がドライブでファールドロー。
ダマStretchを捨ててのヘルプを三重はやってこない。
4:19 香川
Pin - Short Step-Up PnR
- Veer - Reject
- Pop Feed
ダマDS待機で上良ランダルPnRからストックマンJr.ランダルVeer。
Defのよく分からない対応の隙をついて、ランダル経由でストックマンJr.にパスが通り、レイアップ成功。
Veerが来たことにびっくりして、なぜかマークを外してしまったように見えた。
このVeerのパターンは、Game1の4Qでも松井のために何度か使っていた。
もともとSlashにつなげるパターンだから、Veerでもそんなに変わらない。
3:47 香川
Post - Rip DHO (vs Chase)
- Roll Feed - Kick
- High PnP (vs Chase)
ダマPost Upでランダル上良Ripから、上良ダマDHO。
ランダルもダマも中の関係性のためチャンスにはならず、仕切り直し。
仕切り直しのストックマンJr.ランダルPnPで、ストックマンJr.フローター成功。
ランダルダマの組み合わせでのスペーシングは課題すぎる。
ダマPost Up自体は良いアイデアなんだけど、その時にSmallにマークされているわけではないランダルをDSに移動させるのは好ましくない。
ランダルはラベネルのようにTop Stretchでいい。
仕切り直しのPnPは、ダマが中でランダルが外の関係性だったから、自然と良いスペーシングになっていた。
こっちをもっと使ってほしい。
3:15 香川
Wing Iso
ダマTop StretchでランダルWing Iso。
狭くて攻めきれず、TopからDiveしたダマへのパスが繋がらずTOV。
Corner Filledだった1Q 5:37とは対照的な、今回のEmpty SideでのIso。
やはりWeak Sideからのヘルプでスペースを潰された。
また、ダマTop Stretchもダマのシュート力的に意味をなしておらず、ペイントエリアを狭くする更なる要因となった。
ポジショニングを慎重に整えないと、ランダルダマの組み合わせではスペースは生まれない。
ラベネルダマの組み合わせでは、ラベネルStretchでPnRとかダマPost Upとかを多用することで簡単にスペースを作っていた。
ラベネルの役割をそのままランダルに置き換えればいいのではと思う。
MUMが見込める場合でのランダルHandlerのPnR、ランダルScreenerのPnPとかできることいっぱいあるはず。
DREBからプッシュ。
ランダルドライブでファールドロー。
すでにボーナス突入。
絶対にランダルはPostよりドライブで輝くプレイヤー。
スティールから速攻。
ママドゥレイアップ成功。
2:10 香川
AI - Empty PnR (vs Chase)
- Drive Layup
ランダルTop Stretchで松井ダマPnR。
松井のドライブからのフローター失敗。
やってほしかったランダルStretchでのPnR。
Topのランダルのところからヘルプが来ていたため、松井には自分のショットではなくランダルへのキックアウトを選んでほしかった。
ただ、使ったセットとその役割分担は的確だった。
1:47 香川
Post Iso
ランダルパサーのハメられにくい配置でのダマPost Up。
ダマのプルアップ失敗。
ダマが一切プレッシャーをかけられず、Postでプルアップを放つ場面は、Game1にもあった。
再現性があるということから、これはダマのプルアップを意図的に捨てていると判断できる。
2-3Zone Shiftせずにダマのジャンパーに誘導して守る、という意図が伝わってきて嬉しい。
と同時に、だったらダマStretchなんかもっと捨てておけよと思ったり。
1:20 香川
Horns Flare - Corner Filled PnR (vs Chase)
- Drive Kick - Counter Drive Kick
ランダルWeak Wing Stretchで松井ダマPnR。
ランダルのところからヘルプを引きつけてキックアウト。
ランダルのカウンタードライブからのキックアウトを受けたママドゥのコーナースリーは失敗。
1Q 2:10ではランダルのオープンにパスしなかった松井だが、今回はきっちりパスした。
ランダルはラベネルと比較するとC&Sの脅威が小さいため、クローズアウトにあまり来てくれないが、ランダルが自らDefとの距離を詰めていくことで、ヘルプを引きつけた。
ランダルStretchでラベネルほど期待感のあるCOSにならないのであれば、ランダルScreenerでPnPとか、MUMが必要になるがランダルHandlerのPnRとかも、Post Upより個人的に良いと思っているオプションとして残っている。
0:26 香川
Corner Filled PnR (vs Switch)
- Veer (vs Toplock)
ランダルダマPnRから松井ダマVeer。
Toplockに対してRejectするも特にチャンスにならず、ランダルプルアップスリー失敗。
VeerをToplock + Late Switchで対応される。
vs Smallとはいえ、Popしたダマが3ptライン付近でできることはないため、すぐ手詰まりになった。
松井のToplock攻略は何ができるだろうか。
1Q終了
香川 23 - 11 三重
2Q
ラベネルダマの組み合わせ。
三重は2Big。
9:30 香川
High PnP (vs Chase)
- Drive Kick
ダマSingle Side Corner Stretchで木村ラベネルPnP。
ダマを捨ててのヘルプに対して、ダマにキックアウト。
ダマのドライブレイアップはブロックされる。
ここ何節か、なぜか引力を持っていたダマのSingle Side Corner Stretchだったが、ついに完全に捨てられた。
キックアウトを受けても3ptを打てるわけではないため、助走をつけてのレイアップを試みるが、Rim Protectionに専念しているBigの壁は高かった。
ダマはDS待機じゃないと。
ラベネルのフロップが2連続で失敗。
8:48 香川
Pin - Short Step-Up PnP
- Blind Pig Cancel
- Elbow Iso
松井ダマPinから松井ラベネルStep-Up PnPに移っていくセットだが、PinをToplockされて松井にパスが通らず。
Blind Pig的に中継のつもりでパスを受けたであろうダマだったが、その後パスできるところがなかったため自分の1on1を選択。
ドライブレイアップ失敗。
Toplock攻略について考えるべきなのは間違いなくあるけど、今回は松井じゃなくて上良をHandlerにしていればと思う。
上良がHandlerとしての機会が与えられないのはなぜなんだろう。
シーズン序盤にその能力はしっかり示していたと思うのに。
ランダルダマの組み合わせ。
ラベネルファールトラブル。
8:05 香川
Get Veer (vs Toplock)
松井ダマPindownがToplockで防がれる。
Wingの木村に預けてなあなあのPnP。
木村のプルアップスリー成功。
松井のToplock問題。
個人的には、そもそも松井のOff Screenの回数をそんなに作る必要はないのではと思っている。
その分、上良HandlerのPnRとかをやってほしい。
7:15 香川
Horns Flare - Empty PnR (vs Chase)
- Kick - Counter Drive
ダマWeak Wing Stretchで木村ランダルPnR。
ドライブキックを受けたダマが中途半端なカウンタードライブからプルアップ成功。
ダマStretchが捨てられるようになって、Offが停滞している。
ただ、謎にダマがジャンパー決めたため、有耶無耶になりそう。
元はと言えば、Horns Flare後にランダルダマPnRが待っていたと思うが、それのデザインが良くない。
外国籍対決のマッチアップのため、ランダルダマPnRはSwitchされて終わり、という展開が分かりきっている。
1Q 1:20のようにFlareした松井にパスしてランダルStretchの松井ダマPnRになるなら話は変わってくるが。
それだったら松井じゃなくて上良にHandlerさせてくれと思う。
思うことはいろいろある。
6:35 香川
Flex Post - Rip
ランダルPost Upでダマ松井Rip。
Diveしたダマがパスを受けてレイアップでFT獲得。
↑でプルアップを決めたからか、捨てられていたダマが通常の間合いで守られるようになっており、Ripでパスが通った。
ランダルならダマのDiveにWeak Cornerからヘルプが来ることを認識してスキップパスを飛ばせるはずだから、そこまで期待したい。
と書きつつ、もしダマが距離をとって守られるなどして、ダマRipでチャンスができない場合、ランダルもダマも中の関係性になってしまう。
だから、成功したからいいけれど、本当は良いプレーとは思わないポゼッション。
6:06 香川
Post - Rip DHO (vs Chase)
- Roll Feed
ランダルPost Upでダマ松井Ripから、松井ランダルDHO。
Roll Feedを受けたランダルのプルアップ失敗。
危惧していた失敗パターンがすぐ出た。
ダマがこれまで通り距離を取って守られたことで、Ripが不発。
それによってランダルもダマも中の関係性ができあがる。
そのため、松井の引力でランダルがRoll Feedを受けても、ダマがいるためにそれ以上のアタックができず、作ったズレを失ってタフなプルアップを打つしかなくなった。
そりゃそうなるよな。
スティールから速攻。
松井のジャンパー成功。
5:02 香川
Empty DHO Thru
- Re-Screen (vs Chase)
- Pull Up
ランダルTop Stretchで松井ダマDHO。
激しいChaseを少し振りきった松井のプルアップ失敗。
Rejectをうまく意識させられなかったため、Chaseを完全には振り切ることができなかった。
ランダルムンホダマの組み合わせ。
三重は2Bigを継続。
4:23 香川
Floppy into Inverted
- Flare
Floppyでパス待ちしているランダルに松井がInverted Screen。
Popした松井にムンホがFlare Screenをかけて、松井3pt成功。
香川が2-3Zone ShiftのPost Dをしている。
これを機に自分たちが2-3Zone Shiftされている時の攻め方が良くなるといいな。
スティールから速攻。
ダマのダンク成功。
3:07 香川
BLOBでTOV。
三重2-3Zone開始。
2:32 香川
Zone Attack
ランダルNail、ダマDSの配置。
ダマが後衛右に対して強制MUMするが、ベースライン際でFull Frontされたため、活かせず。
狭いエリアでのランダルと後衛中央の1on1でランダルは得点できず。
ランダルがNailではなくTopにいれば、前衛に対しても強制MUMができて、スペース的にもどうにかなっていたのかなと感じる場面。
ダマDSとセットで両Cornerも必ず埋めておきたい。
そうすることでOverloadが簡単にできる。
1:55 香川
Zone Attack
ランダル右Wing、ダマ左DSの配置。
ランダルからダマへのアリウープ成功。
後衛左が背後のダマから目を切ってしまっていたため、簡単にアリウープのためにジャンプできた。
DREBからプッシュ。
ムンホコーナースリーを打ちきれずTOV。
1:17 香川
Zone Attack
ランダル左Wing、ダマ右DSの配置。
ランダルからダマへのアリウープを狙い、後衛右を引きつけたところで、右Cornerのママドゥにスキップパス。
ママドゥの3pt失敗。
右サイドでのOverloadをTopからではなく左Wingからのパスで狙う斬新な考え方。
2-3Zone Shiftにハメられにくい配置になっているから、このスキップパスも飛ばしやすい状況だった。
この2ポゼッション、面白いZone Attackだった。
0:51 香川
Zone Attack
ランダル左Wing、ダマ右DSの配置。
直近2ポゼッション同様にアリウープを狙うが、さすがに後衛中央と後衛右が連携をとって対応してきた。
次はダマDS待機でランダルPost Up。
ダマがパスを受けてレイアップ成功。
ハメられにくい配置でランダルPost Upを始めることができた。
そのため、ダマへのパスが通りやすかった。
ダマが後衛左に対してSealしていたのも、もちろん効果的だった。
2Q終了
香川 41 - 29 三重
3Q
ランダルラベネルの組み合わせ。
三重は3Bigで2-3Zone。
10:00 香川
Zone Attack
ランダル右Slot、ラベネル右DSの配置。
ランダルが前衛右に対して強制MUM。
ママドゥが右Cornerから右WingにLiftしてきてパスを受ける。
このママドゥを前衛右と後衛右のどちらが対応するかで、三重にマッチアップミス発生。
Nailに入ったランダルがReturnを受けてDSのラベネルにラストパスを通し、ラベネルのレイアップ成功。
強制MUMを起点にした、良いOverloadだった。
クォーター間で良いデザインを作ってきた。
9:26 香川
Zone Attack
↑と同じプレーに対して、三重は今度はCornerからのLiftを前衛右が担当することで対応。
ややM2M化されてしまった香川は左SlotのストックマンJr.のギャップドライブからレイアップ失敗。
セカンドチャンスでラベネル3pt失敗。
↑のポゼッションはきれいにZoneを破壊できていたが、CornerからのLiftというシンプルな動きでできたものだった。
そのため、三重は1ポゼッションで対応を見出すことができた。
香川はその後の展開をどうするかが大事になってくる。
強制MUMの観点は見失わないでやってもらえると、個人的には嬉しい。
8:54 香川
Zone Attack
↑と同じプレー。
右CornerからLiftした上良がパスを受けて3pt成功。
強制MUMで前衛右をロックできていたため、上良へのパスで決定機になった。
3Q 9:26は後衛中央のサポートがあったから前衛右は早めにランダルを離れる判断ができたが、今回は後衛中央のサポートがなかったため、ただただランダルと上良の2人を1人で担当している状況だった。
三重のDefの質が下がってしまった。
もしかしたら、前衛右のサポートを後衛中央ではなく前衛左が行おうとしたのかもしれない。
それの受け渡しが失敗して上良のオープンが生まれた的な。
だとしても、前衛に対してTopと両Wingで3on2を作れるし、アウトナンバー回避でM2M化してもランダルとのミスマッチが残るし、と考えると結局Defの質が落ちたことに変わりはなさそう。
8:21 香川
Zone Attack
ラベネルNail、ランダルDSの配置。
ラベネルが前衛右を、ランダルが後衛右をSealでロックした状態で、左Wingから右Wingへスキップパス。
ママドゥの3pt成功。
三重がM2M化の際にマッチアップミスをしたことで、後衛中央と後衛左が誰も担当していない宙ぶらりんの状態になっていた。
後衛3人でリング周辺を固める意識が強すぎて、3ptライン上でのパス回しに全く対応できていない。
7:52 香川
Zone Attack
ランダルNail、ラベネルShort Cornerの配置。
3ptライン上でパスを回し、ママドゥカウンタードライブからジャンパー失敗。
ランダルプットバック成功。
Nailを起点にせず、Short Cornerに先にボールを落としてしまうと、途端に適正なマッチアップでM2M化されてしまう。
これが後衛サイドとの強制MUMなら話は変わるが、今はそうではないため、あまり良いことは起こらない。
この場面も結局、大きくないCOSでのママドゥ1on1でのフィニッシュになったし。
7:02 香川
Zone Attack
ランダルNail、ラベネルDSの配置。
左Wingから右Wingへのスキップパス。
右Wingからラベネルへパスが通るも、ラベネルレイアップ失敗。
4Q 8:21でのマッチアップミスは一度のみで、その後は適正なマッチアップでM2M化できている。
ただ、三重は2Q 1:55同様に後衛左がDSに背中を見せてしまっており、ラベネルのSealに完全に負けていた。
三重のDefはあまりに一方的な自滅的ミスをするから、「ラベネルがその隙を的確に狙った」のように、香川を評価する感じで表現することには抵抗がある。
ランダルダマの組み合わせ。
三重は2Bigに変更し、M2Mに戻した。
マッチアップは外国籍同士。
6:28 香川
Post Iso
- Skip
ダマDS待機のややハメられやすい配置でランダルPost Up。
2-3Zone Shiftに対してWeak Cornerにスキップパス。
ママドゥのコーナースリー失敗。
2-3Zone Shiftの質が低かったため、簡単にスキップパスを通すことができた。
ポイントは2つ。
1つは前衛右のポジショニング。
左サイドでPost Upするランダルを2-3Zone Shiftで守るため、前衛右は右Slotと右Cornerの両方に責任を持つ。
しかし右Slotしか見ていないようなポジショニングだったため、ランダルからママドゥへのパスコースが開きっぱなしだった。
もう1つはBall Dのディレクション。
ランダルをミドル側に簡単に向かせてしまうから、DSとWeak Cornerへのパスコースが重ならなかった。
ベースライン側にディレクションして、「Weak CornerにパスするにはDSが邪魔」という状況にランダルを追い込むのがベスト。
三重がいかにDefで自滅しているかを語る記録になってしまっている。
5:56 香川
Post Iso
ダマDS待機のハメられやすい配置でランダルPost Up。
パサーからのPost Doubleに捕まり、ディフレクションされてアウトオブバウンズ。
てっきり2-3Zone ShiftでのPost Dだとばかり考えていたところに、パサーからのDoubleが来た。
パサーにリターンすれば済む状況だったが、ランダルは状況の整理がつかなかったのか、パサーのストックマンJr.のオープンに気づけず。
たしかに絶好の2-3Zone Shiftのチャンスと言えるようなハメられやすい配置をとっていたから、そうだと思い込んじゃうのも分かる。
↑のBLOBでダマジャンパー成功。
ちょっと決めすぎている。
さすがにそんなわけはないけれど、ダマをノンシューターとして扱うべきではないのでは、と思ってしまいそうになる成功率。
5:28 香川
Chin Post
ダマパサーでハメられにくい配置でのランダルPost Up。
ダマを捨てる、かつ、Full Front + 2-3Zone ShiftでランダルへのPost Feedを大警戒。
それでもなんとかPost Feedして1on1を開始し、FT獲得。
ランダルが大警戒されているからTopやWeak Wingに目を向ける、という知性はダマには求められない。
ランダルPost Upのどこにそんなにこだわるポイントがあるのかという感想はずっとある。
ランダルにはドライブさせたくない？
DREBからプッシュ。
ストックマンJr.プルアップスリーは外れるが、OREBの際にファールドロー。
↑のBLOBでTOV。
4:18 香川
Empty PnR (vs Switch)
- Post Iso
ランダルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
Switchさせて、ハメられやすい配置でのダマPost Up。
2-3Zone Shiftで見事にハメられてTOV。
Top、Weak Wing、Weak Corner、DSという典型的なハメられやすい配置だった。
パサーからDoubleを送るコンセプトのDefに対してであれば効果的だが、2-3Zone Shiftに対しては致命的。
さすがに3Q 5:56のDoubleから、「この配置を意図的に作ろう！」となったとは思えないし、仮にそうだとしても、今節ずっと2-3Zone Shiftだったのがたった1ポゼッション違っただけで「システム変更してきた」と判断するのは危険すぎるから、いずれにせよ香川のミス。
4:03 香川
Post Iso
- Kick Extra - Counter Drive
ダマTop StretchでランダルPost Up。
ダマに引力がないことを考慮しなければ、形としてはハメられにくい配置。
2-3Zone Shiftに対してWeak CornerがCorner Diveしたタイミングで、Weak Wingにランダルがキックアウト。
エクストラパスが回ってきたダマが、距離を取って守っているDefに対して距離を詰めていき、フック成功。
三重の2-3Zone Shiftは惜しかった。
ダマのTop Stretchを捨てる判断ができていたことは良かった。
ただ、そのダマを捨てたBigは後衛中央になってほしかった。
それでWeak WingとWeak Cornerは無理のない範囲でヘルプに来るのがベスト。
ただ、捨てられたダマが捨てられたままドライブを仕掛けてフックを決めきったのはすごかった。
だからベストな守り方をしていても、今回は結局ダマに得点されていたと思う。
香川がダマTop Stretchさせているのが間違いという前提で、この間違いを三重DefはどうすればDef成功という結果で証明できただろうか、という論点での考察。
香川は褒められたプレーをしているわけでは全くないからね、というのを忘れずに書いておく。
3:34 香川
Post Iso
ダマTop Stretchのハメられやすい配置でランダルPost Up。
2-3Zone Shiftにハメられそうになるも、ファールドロー。
すでにボーナス突入。
褒められたプレーではない。
ダマStretch、ハメられやすい配置、そもそもランダルダマの組み合わせでランダルPost Upを選んでいること。
DREBからプッシュ。
ママドゥコーナースリー成功。
DREBからプッシュ。
上良ドライブでトラベリング。
2:13 香川
Floppy - Empty PnR
- Reject
ダマDS待機で松井ランダルPnR。
Rejectして松井プルアップ成功。
Rejectを見せる意識ナイス。
DREBからプッシュ。
ランダルドライブキックから、松井のフローター成功。
1:00 香川
Empty PnR (vs Under)
- Pull Up
ダマDS待機で松井ランダルPnR。
Underに対してプルアップスリーを放つも失敗。
セカンドチャンスでダマプルアップ成功。
ダマがジャンパー決めすぎ（褒めている）。
評価がおかしくなる（良い意味で）。
DREBの際にファールドロー。
すでにボーナス突入。
ランダルムンホダマの組み合わせ。
3Q終了
香川 69 - 44 三重
4Q
ランダルムンホダマの組み合わせ。
三重は2Bigで、ムンホにSmallをつける。
9:40 香川
Stagger Chase Flip (vs Chase)
- Drive Layup
ママドゥStaggerからママドゥダマFlipでママドゥレイアップ成功。
ランダルがパサーとしてBigを1人ロックしていたことで、Rim ProtecterはScreener’s Dのみだった。
ちょっと前に一瞬やってたセット。
DREBから速攻。
ママドゥレイアップ失敗。
9:00 香川
Stagger Chase Flip
- Reject - Kick
- Corner Filled PnR (vs Chase)
- Roll Feed (TOV)
4Q 9:40と同じセット。
Chase Flipには移らずにRejectからキックアウト。
ランダルがCOSで仕掛けずに松井とのPnRを選択し、松井のRoll FeedがTOV。
ランダルに3ptを積極的に打ってほしいとは思わないけど、カウンタードライブ狙えないかなと思う。
でもあれだけ距離を取って守られると、ドライブはできないか。
秋頃のランダルPop / Stretchをやり始めた頃はランダルに割としっかりクローズアウトしてくれていたけれど、今はランダルの3ptは別にいい、みたいな守り方をされるからあの時とは勝手が違うのか。
となるとランダルPost Upにこだわる事情も急激に掴めてくる。
それだとしても、こだわってほしいのはPost UpじゃなくてランダルPnRの方だからなあ。
8:35 香川
Zoom (vs Chase)
- Kick - Counter Drive
- Kick
松井Zoomからキックアウト。
ランダルカウンタードライブからキックアウトとエクストラでダマプルアップ失敗。
セカンドチャンスで松井3pt成功。
距離を取られた状態でのランダルのカウンタードライブだったが、十分な威力を発揮した。
なぜかダマがPopしていたため、そこだけおかしかったが、ランダルのカウンタードライブが威力を持っていることを確認できただけ、価値のあるポゼッションだった。
7:40 香川
Pin - Short Step-Up PnR
のアレンジのパターンだったがパスが繋がらずTOV。
7:25 香川
Horns Flare - Corner Filled PnP (vs Chase)
松井ランダルWeak Flareしながら、ストックマンJr.ダマPnP。
ドライブの際にファールドロー。
↑のSLOB。
Spain PnRからなんかごちゃごちゃして、最終的にムンホコーナースリー成功。
ランダルラベネルの組み合わせ。
6:36 香川
Floppy (vs Under)
エントリーパスがTOV。
Underに対して松井はFadeしたが、パサーのランダルは本来出てくるであろう位置にパスしたため、TOVになった。
6:03 香川
Floppy - Empty PnP (vs Chase)
- Top Feed - Wiper
- Pop Feed
ランダルTop Stretchで松井ラベネルPnP。
一旦ランダルにリターンしてWiper。
松井ではなくPopしたラベネルがパスを受けて1on1でプルアップ成功。
5:12 香川
Horns Flare - Corner Filled PnR
Horns Flare後のPnRをはっきりと遂行せず、ぬるっと松井にパスが渡ってぬるっと3ptが放たれた。
もうそういう時間か。
4Q終了
香川 87 - 63 三重
まとめ
主なセット
・Horns Flare - Corner Filled PnR
・Pin - Short Step-Up PnR
良かった
✅ラベネルStretchによるスペーシング
▶️ラベネルがオンコートの時のスペーシングの安定感たるや
課題
☑️ランダルダマの組み合わせでのスペーシング
▶️ハメられやすい配置でのランダルPost Up
▶️ランダルもダマも中の関係性だと、2-3Zone Shiftされなくとも守られてしまう
▶️ダマStretchでランダル中ダマ外の関係性を作ることはダマの引力的にできない
▶️だからランダルStretchが解決策の1つになると考えていたが、これも引力を持たない疑惑？
▶️マッチアップ次第で好ましい組み合わせは変わるが、PnRを増やしてほしい
☑️松井のToplock攻略
▶️無理して松井のOff Screenのプレーを作る必要はないのではと思う
▶️その分上良HandlerのPnRを増やしてほしい