スタメン
木村ストックマンJr.ママドゥラベネルダマ
1Q
9:33 香川
Floppy - Empty PnR (vs Chase)
- Roll Feed
ラベネルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
Roll Feedを受けたダマのフック成功。
Weak Wingの木村のところから強引にヘルプ来ていたから、木村のワイドオープンにも気づいてあげたい。
8:45 香川
AI - Empty PnP (vs Chase)
- Drive Layup
ラベネルDS待機で木村ダマPnP。
木村のレイアップ成功。
ダマのPopでDropするScreener's Dを引きつけたことで、木村のドライブコースが開けた。
引力なんてないはずのダマのPopになぜか反応しちゃうの、他チームも含めてちょくちょく見る。
これPopしているのがラベネルならよく分かるんだけども。
DREBから相手のTag Upミスにつけこんで速攻を繰り出す。
しかしママドゥのレイアップは失敗。
DREBからのトランジション意識は相変わらず素晴らしい。
7:44 香川
Post Iso
ダマWing StretchでラベネルPost Up。
1on1で守られてしまい、トラベリング。
トランジションでラベネルがRim Runしたことで、vs Small(小さい外国籍)でDeep Sealできそうな状況を作れた。
それを狙ったPost Upだったが、Post Feedまでの間に相手BigとOff Switchされた。
ただ、香川はそのままラベネルPost Upを開始し、1on1でラベネルが得点できず、という展開。
鹿児島はラベネルに4番をつけて、ダマに5番をつけるのがおそらく正規のマッチアップ(Rim Runした時のvs Smallのマッチアップと同じ)。
それでラベネルのPost Upを2-3Zone Shiftで2人がかりで対応する意図があると思う。
ただ、今回に限っては、Off Switchしないと間に合わないほどにDeep Sealされたから、急遽Switchしたのだと思われる。
このポゼッションで言いたいことは2つ。
①ダマをDS配置したかった
→vs SmallのDS配置はOREBのメリットが大きく、Rim Protectionのデメリットも小さい
→少なくとも3ptを打てないダマをStretchさせるよりはるかに有意義
②ダマにPost UpさせてラベネルにStretchさせたかった
→Off Switchの結果、今度はダマでvs Smallが発生する
→ラベネルはStretchできるからペイントエリアのスペーシング問題も不安なし
→その場合、たぶんラベネルを捨てて2-3Zone Shiftされるけど、ラベネルTop Stretchでカウンターできる
7:15 香川
Post Iso
ダマWeak Wing StretchでラベネルPost Up。
ドライブでFT獲得。
↑で書いたように、ラベネルのところはvs Smallになるけど、ダマのところから2-3Zone Shiftしてヘルプを固めるDefコンセプトの鹿児島。
ただ、2-3Zone Shiftの形は作った割にヘルプの寄せが甘かったため、ラベネルが勢いを落とさずにレイアップまで持ち込めた。
DREBから速攻。
木村のレイアップミスをダマがプットバック。
ダマの縦パスの判断とそこからのRim Run素晴らしい。
6:12 香川
Floppy - Empty PnR (vs Chase)
- Pull Up
ラベネルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
ストックマンJr.のプルアップ成功。
ストックマンJr.はスクリーンを使う前のHandler's Dへの体の当て方がすごい上手。
Empty Sideでのプレーで、Topを空けて木村がWeak Wingまで広がっていることから、鹿児島がOne Pass Awayからのヘルプにできないのがうまくいっているポイント。
あとvs SmallのラベネルのDS配置も効果的。
OREBのメリットが大きいし、SmallだからRim Protectionのデメリットも小さい。
これまではvs Smallが発生するのはランダルかムンホだけだったけど、鹿児島はサイズが小さめだからラベネルもvs Smallを得られる。
5:27 香川
Post Iso
ダマDS待機でラベネルPost Up。
プルアップは失敗。
今度はダマの方でvs Small発生。
7:44ではダマがStretchしていてvs Smallをうまく活かせていなかったが、今度はDS配置で有効活用。
ちなみにラベネルは、ダマにPostへ行くよう指示していたようにも見えたが、ダマはDSへの移動を選択。
たしかにラベネルパサーのダマPost Upの方が成功確率は高かったと思うが、まあラベネルのPostでも悪くないか。
ラベネルのPostはGame1からあまり調子が良さそうではない。
相手BigがDSからRim Protectionに備える状況にさえならなければ、スペーシングに問題はない。
相手の現在のラインナップにはBigが1人しかいないため不都合が起こりにくい。
そう考えるとGame1はなんだったのだろうか。
振り返るとGame1では、
・鹿児島がフィジカルに優れた#32スタメン起用で擬似2Bigのラインナップ形成
・香川が4番とのvs SmallのPost Upを好んだ
→5番のDSからの2-3Zone Shiftでペイントエリアを固めることができる
という現象が起きていた。
一方でGame2では今のところ、
・#32ベンチ起用で1Bigのラインナップ
・香川がvs SmallをDS配置してのPnRを多用(ハーフコート6Possのうち3Poss)
→5番がDSでRim Protection準備する機会がほとんどない
といったことになっているため、Game1とGame2で見え方が全然違うっぽい。
香川はダマを#23につけている。
鹿児島は#23がWing Stretchすることでダマをペイントエリアから排除し、そこへPnRでペイントアタックする構造を作れている。
Game1ではたしかママドゥが#23をはじめはマークしていたため、この構造は発生していなかった気がする。
5:03 香川
Transition Post
失点後の素早いリスタートから、vs SmallのラベネルがSealで完全に制圧した状態でPost Up。
相手Bigが2-3Zone ShiftでDSからヘルプに来るが、最後列からの攻撃参加からそのまま飛び込んだダマがパスを受けてレイアップ成功。
トランジションでのPost Upであれば、vs Smallだし、2-3Zone Shiftではどうにもならないレベルの優位性をSeal1つで作りやすい。
トランジション意識で構造を破壊するナイスプレー。
4:35 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Drive Kick
vs SmallのラベネルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
これまで2回ほど決められたこともあって、Weak Wingから強引にヘルプに行った鹿児島。
それを見たストックマンJr.が冷静にキックアウトして、木村のワイドオープンスリーを演出。
しかしショットは失敗。
Game1と違ってvs Smallを本当に有効活用できている。
あとは、これを試合最後まで継続できるか(特に鹿児島#32投入でどうなるか)。
そう書いていたら#32出てきた。
4:01 香川
Zone Attack
鹿児島4-1Zone。
ラベネルNail、ダマDSの配置。
ラベネルが強制MUMっぽいSealでボールを要求するが、Short Cornerに開いたダマにボールが渡る。
ボールを持つダマと、それに合わせてDiveするラベネルが前衛をやや引きつけたことで、Topの木村がオープンに。
木村の3ptは失敗。
ラベネルが強制MUMの雰囲気を出してくれたのは良かったが、よりによって鹿児島が4-1Zoneの時だったため、ボールが回ってきていたとしても感があった。
ただ、4-1Zoneということで、DSからShort Cornerに出てパスを受けたダマが後衛サイドに対してvs Smallの強制MUMをしたことになった。
Short Cornerのダマはそこそこ引力を持つため、前衛を引きつけることができて木村の3ptに繋がった。
奇跡的な噛み合わせを感じる。
トランジションからラベネルのドライブレイアップは失敗。
ペイントエリアをまず埋めなくちゃと下がった相手Bigに対して、ラベネルが3ptラインでパスを受けたことでクローズアウトシチュエーション。
距離を詰めてくるDefにカウンタードライブ、という判断は完璧だったが今節はなかなか決めきれない。
ランダルムンホダマの組み合わせ。
2:46 香川
Press BreakからランダルがPost Upに繋げようか、というところで松井のBack Cut成功。
ランダルPost Up狙いは嫌な予感がする。
DREBからドリブルプッシュしたダマ。
勢い余ってチャージング。
今回みたいな相手のTag Upミスの場合は、どんどんプッシュするのが正解だから前向きに。
ランダルムンホラベネルの組み合わせ。
1:48 香川
Zoom (vs Chase)
2枚のスクリーンでChaseを振り切った松井が3pt成功。
スクリーンの角度が良かった。
1:27 香川
UCLA Post
Post FeedでTOV。
ランダル vs #32を狙っていく。
どうなんだ?これは。
1:00 香川
UCLA Post - Split DHO (vs Blitz)
- Short Roll Feed - Kick
- Counter Drive
ランダルPost Upで松井ラベネルSplit。
Blitzに対してきっちりShort Roll Feed。
Tagを引きつけてキックアウトし、最後はラベネルのカウンタードライブでエンドワン。
Split Actionすると、自然とBigがStretchすることになるから、「強引なTag」を発生させやすい。
右サイドだけでのプレーで狭さは感じたが、構造としては良い。
松井のブザービーター
1Q終了
鹿児島 13 - 22 香川
2Q
10:00 香川
UCLA Post
ラベネルTop StretchでランダルPost Up。
松井ラベネルSplitを待たずにペイントアタックするも、TopからのDoubleに捕まってTOV。
配置は完璧だから、あとはキックアウトできるかどうか。
9:18 香川
Horns Flare - Chase (vs Chase)
松井がFlareの後にChaseで再びスクリーンを使ってオープンになろうとする。
若干のズレは得られたが、放った3ptはタフだった。
ショット失敗。
スクリーンを使う前に自分のDefに対して体を当てる工程を、松井は飛ばす印象がある。
ストックマンJr.のPnRとは対照的。
それはオープンになりきれない原因の1つと言っていいのかもしれない。
8:50 香川
Post Iso
ラベネルTop StretchでランダルPost Up。
2Q 10:00同様、Topから強引にDoubleが来る。
今度はランダル、冷静にラベネルにキックアウトしてラベネル3pt成功。
DS待機させずにTop Stretchさせることで、劇的にスペーシングが改善される。
鹿児島の#32はフィジカルに優れたプレイヤーではあるが、さすがに2-3Zone Shiftの補助込みでの信頼っぽい。
1人で頑張れ、ほどではないのだとすると、ランダルPost Upが本命と思わせてのラベネルTop Stretchがめっちゃ狙い目。
2-3Zone Shiftに対してTop Stretchで強制MUMという神スキーム。
これを再現性高くやってくれたら超楽しい。
BLOBで松井ジャンパー成功
DREBからプッシュ。
ラベネルがRim Runでvs Smallのクロスマッチアップを発生させる。
それをOff Switchで慌ててカバーすることで、代わりに上良がオープンに。
パスを受けた上良の3ptは外れる。
ハーフコートオフェンスについては色々思うことあるけど、トランジションの質はほんとにめっちゃ高い。
トランジションでクロスマッチアップ発生。
ラベネルTop Stretchでのランダルvs Slowで、ドライブプルアップ成功。
これも良いスペーシング。
すべてはラベネルのStretchによるもの。
これを毎試合、毎ポゼッションやってくれー。
7:03 香川
Floppy - Empty PnP (vs Show)
- Pop Feed
- Post Iso
vs BigのラベネルDS待機でランダルPost Up。
2-3Zone Shiftされて消去法プルアップ失敗。
vs SmallではないDS配置は2-3Zone Shiftを許すだけでメリットは少ない。
Game1の良くないパターンに戻ってしまった。
8:50みたいなラベネルTop Stretchが見たい。
それか、ShowへのGhostでしっかりズレを作って、ランダルラベネルがカウンタードライブするだけの状況を演出するPnPか。
6:40 香川
Post Iso
- Kick - High PnR (vs Switch)
- Pop Feed
- Iso - Wing Feed - Extra
ラベネルTop StretchでランダルPost Upの神展開。
鹿児島はいつも通り2-3Zone Shift。
ランダルがラベネルにキックアウトすることで強制MUM完了し、ラベネルvs SmallのIso。
後衛中央が完全に宙ぶらりんになっていることを確認してWing→Cornerへとパスをつなぎ、上良の3pt。
ショットは外れたが、間違いなく今節のベストポゼッション。
「2-3Zone Shiftに対してTop Stretchで強制MUM」神スキームが完成!!!!!
うれしい!!!!!
5:45 香川
Empty Spain PnR
- Roll Feed
初めてなんじゃない?ってくらい珍しくSpain PnRが成功。
松井のSecond Screenでラベネルがオープンになった。
5:20 香川
Empty Spain PnR (vs Under)
- Pull Up
Underされたランダルがプルアップを選択するも外れる。
4:57 香川
Wing Iso
トランジションでランダルvs Smallのクロスマッチアップ発生。
ラベネルWing StretchでランダルIso。
鹿児島はラベネルを捨てて2-3Zone Shift。
ランダルがドライブでヘルプを引きつけるところでTOV(ファールっぽかった)。
体勢を崩していなければ、2-3Zone Shiftを利用したラベネルのワイドオープンを演出できていたと思う。
Game1と比較して、スペーシングはめちゃくちゃ良くなっている。
ランダルダマの組み合わせ。
4:43 香川
Floppy - Empty DHO (vs Under)
- Chase (vs Blitz)
- Short Roll Feed (TOV)
Floppyでダマがパスをもらい、そのまま松井とのDHO。
4番にマークされるランダルがTopでパサー役になることで、ペイントエリアのスペースを確保。
そのスペースにDiveするダマへのパスが、Topからの強引なTagに対応されてTOV。
松井がDHOでボールを受け取るのと同時にドリブルをついたことで、Blitzの際に一瞬だけ生まれるShort Rollへのポケットを見逃してしまった。
その結果、通せるポケットがDefの頭上のみになり、Tagにインターセプトされやすい緩いパスを出すしかなくなった。
ランダルも、TopからSlotあたりまでFillの動きで顔を出してあげたかった。
そうすれば松井のパスの出し先が2つになっていた。
3:55 香川
Zoom (vs Chase)
- Roll Feed
ランダルDS待機で松井ダマPnR。
Roll Feedでダマレイアップ成功。
vs SmallのランダルがDS待機するパターン。
この場面では#32が松井をマークしていたため、ランダルのvs Smallはしっかりvs Smallだった。
DREBからプッシュ。
松井のトランジションスリー失敗。
2:58 香川
Floppy - Empty DHO (vs Chase)
- Chase - Fake Handoff (TOV)
2Q 4:43と同じ、ランダルTopで松井ダマDHO。
松井ダマDHOでダマのFake Handoffからのドライブの際にハンドリングミスのTOV。
松井にパスしたランダルがDSに降りていたがこれはどうなんだろうか。
#32がRim Protectionできるデメリットと、ランダルのフィジカル優位のメリットは、差し引きプラスなのだろうか。
#32にマークされるランダルがDS配置する場面は今節ほとんどないような気がする。
ランダルがPost Upして、DSに別のBigに控えられている状況は何度も見たけど、その逆に近い状況の時は何が起こるのだろうか。
2:12 香川
Corner Filled PnR (vs Chase)
- Roll Feed
ランダルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
横並びの位置関係のままダマがパスを受けて、フローター失敗。
#32にマークされるランダルDS配置で何が起こるのか期待したが、その前でつまづいた。
というのも、ランダルがPost Upしたくてたまらないのか、Weak SideのDSではなくStrong SideのDSに出てきてしまった。
そのために、ダマがショートレンジでのショット以外の選択肢を失った。
ランダルがいなければ、ダマはドリブル1つ使ってよりフィジカルで確実なフィニッシュに持ち込んでいただろうなと思う。
ランダルWeak DS待機でどうなるか見たい。
1:55 香川
Press Break
ほぼTOVだったが、奇跡的にボールがつながってランダルレイアップ成功。
DREBから鹿児島のピックアップミスに乗じてダマFT獲得。
0:46 香川
Post Iso
ダマWing StretchでランダルPost Up、を試みるも、Post FeedでTOV。
TOVなかったとしても、ダマWing Stretchを捨てた2-3Zone Shiftをされていただろうから、期待感はもともとなかった。
これはGame1の良くないパターン。
鹿児島は#32を下げて1Bigのラインナップにしているから、vs SmallのランダルPost Up以外は何をやっても正解だったが、その唯一の不正解を選んだ。
0:15 香川
High PnR (vs Chase)
- Drive Kick
vs BigのランダルWing StretchでストックマンJr.ダマPnR。
Wingからの強引なTagによりワイドオープンになったランダルにストックマンJr.が気付けず。
最終的にストックマンJr.のタフスリー失敗。
ランダルWing Stretchによるペイントエリアのスペーシングは完璧だった。
この完璧配置でのポイントは、WingのBigがTagに来るかどうか、その1点のみ。
だからこそこのチャンスはものにしたかった。
2Q終了
鹿児島 29 -35 香川
Game1よりも、ラベネルランダルのStretchの回数が増えたことでスペーシングが良くなっている。
これまでできていたことが、再びできるようになりつつある(どういうこと?)。
「2-3Zone Shiftに対してTop Stretchで強制MUM」という新スキームに出会えたし。
前半、すごく良い内容だった。
3Q
9:30 香川
Pin - Short Step-Up (vs Chase)
- Slash (vs Chase)
- Drive
vs SmallのラベネルDSで木村ダマPnP、からのストックマンJr.ダマPnR。
ストックマンJr.のフローター失敗。
Step-Upまでは囮で、最後のEmpty PnRを1Qみたいに狙いたかった感じか。
1Q最初と同様に、ラインナップ的にvs SmallのDS配置のパターンを作れる。
8:42 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Drive
vs SmallのラベネルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
ストックマンJr.のドライブからフローターは失敗。
vs SmallのラベネルがDS待機からCleaoutでストックマンJr.のドライブレーンを確保していたが、ストックマンJr.はその前でフローターを選択した。
気になる点は3つ。
①たぶんRejectいける
②Weak Wingからのヘルプがかなり来ているから木村がワイドオープン
③ダマのDiveが遅いのか、ストックマンJr.のJailが不十分なのか、横並びになっている
8:10 香川
Post Iso
ダマTop StretchでラベネルPost Up。
2-3Zone Shiftされ、ラベネルはタフショットをミス。
OREBは取れなかったが、アウトオブバウンズで香川ボール。
ラベネルのvs Smallというメリットと、2-3Zone Shiftというデメリット。
Game1から引き続き、明らかにデメリットの方が上回っている。
ラベネル起点にしたいなら、ダマDS待機のHigh PnPでラベネルPopからカウンタードライブ、とかが良いと思う。
7:53 香川
Get - High PnP (vs Show)
- Drive Kick
↑の後のBLOB。
ダマDS待機で木村ラベネルPnP。
緩いShowを突破した木村がCornerからのヘルプを引きつけてキックアウト。
ママドゥのコーナースリー成功。
書いたそばから、High PnPをやってくれた。
DSでRim Protecterが待っているにしても、この場面のように3ptラインからペイントアタックの状況だと雰囲気は全然変わる。
Rim Protecterとの勝負になるまでに判断するスペースが豊富だし、そこまでの助走で勢いもつく。
こっちの方が絶対効率よく点取れる、ナイスプレー。
7:02 香川
High PnR (vs Under)
- Drive Layup - Put Back
ラベネルWing Stretchで木村ダマPnR。
1Bigのラインナップのため十分に空いているペイントエリアのスペースにドライブでアタック。
レイアップもプットバックも外れた。
1Bigのラインナップに対しては、BigがDSでRim Protection準備できるPost Up以外、基本的に何をやってもスペーシング的に問題なし。
この場面も十分なスペーシングでのプレーだった。
あとは決めるだけ。
DREBから速攻。
Rim Runしていたダマへラベネルからのタッチダウンパスが通る。
ヘルプ引きつけてキックアウトでママドゥの3pt成功。
vs SmallでのRim Runの威力はめちゃくちゃ高い。
1人では到底守りきれないから人数をかける必要が生まれる。
その結果、誰かがワイドオープンになる。
香川はRim Runを孤立させずに、他のプレイヤーもちゃんと走っているのがすごい。
5:55 香川
Empty PnR
- Reject
PnRを待つと思わせてのRejectで、ストックマンJr.のドライブレイアップ成功。
Drag Screenと言えるテンポ感だったから相手BigはまだTopあたりにしかいなかったし、ラベネルもWing Stretchできていた。
そうやって生まれていたペイントエリアのスペースに、Rejectでアタックしていく判断も良かった。
3Q 8:42で書いたように、Handler's Dのプレッシャーのかけ方的にRejectいけそうだったっていう前段も踏まえると、より芸術点高い。
5:22 香川
AI - Wedge Roll (vs Chase)
- Roll Feed
ラベネルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
横並びの位置関係でのDiveでパスを受けたダマがTrapに捕まりTOV。
PnRの開始位置がややミドル寄りだったため、One Pass Awayからのヘルプが苦しかった。
とはいえ、木村のワイドオープンには気づいてあげてほしい。
↑のポゼッション、鹿児島が#32投入してラベネルにつけていた。
#32の能力的にこれをvs SmallのDS配置のパターンとしていいか、吟味できる機会はあるだろうか。
スティールから速攻を狙うも、ストックマンJr.のハンドリングミスでTOV。
良いところにいるものの、なかなかパスが来ない木村。
4:26 香川
Corner Filled PnR (vs Chase)
- Reject - Roll Feed
vs Small(#32)のラベネルWeak Corner StretchでストックマンJr.ダマPnR。
RejectしてScreener's Dを引きつけて、後ろからLate Diveしてきたダマにパス。
ダマのフックは失敗。
スペーシングの問題は特になく、ショットセレクションも特に悪くない。
Rejectがやはり効果的だなあ、とかか。
DREBから速攻。
Rim Runしたラベネルのレイアップ成功。
ダマもアウトレットパスを出した後にRim Run。
パスするまではしっかりTag Upされていたが、走力でTag Upを突破していた。
ものすごいエナジー。
3:20 香川
Empty PnR (vs Chase)
ラベネルWing Stretchで木村ダマPnR。
ドライブの際にファールドロー。
ストックマンJr.のように木村もスクリーン使う前のコンタクトがあれば、Fight Overの可能性を排除できる。
そうすればこの場面、そもそもブロッキングになるようなプレッシャーを受けないため、PnRを通常通り進行できたはず。
ランダルラベネルの組み合わせ。
#32がランダルをマークして、Bigがラベネルをマークする。
3:05 香川
Post Iso
ラベネルDS待機でランダルPost Up。
2-3Zone Shiftに対してチャンスを作れず、ランダルのタフなフェイダウェイ失敗。
ラベネルパサーだったから、Laker Cutせずにその場にとどまっていれば、2-3Zone Shiftされずに済んだ。
2-3Zone Shiftされたらされたで、Top Stretchで強制MUMのスキームを発動するだけだったし。
これはGame1の良くないパターン。
2:35 香川
Horns Flare - Corner Filled PnP (vs Chase)
- Pop Feed - Counter Drive
ランダルWing Stretchで木村ラベネルPnP。
PnPに合わせてランダルが45Cut。
Popでパスを受けたラベネルがカウンタードライブでFT獲得。
ラベネルが外、ランダルが中の良い関係性でのナイスプレー。
ラベネルのPopどころか、Screenerになる機会自体少なかったため、結構久しぶり感。
あと、鹿児島#32はランダルのマークに精一杯でラベネルへのヘルプに行く雰囲気はなかった。
てことは#32もどちらかと言えばvs Smallに該当するか。
1:55 香川
Post Iso
ラベネルTop StretchでランダルPost Up。
ラベネルを放棄した2-3Zone Shiftに対して、ランダルはラベネルへのパスを選択。
Rotationでラベネルvs Smallがの強制MUMが発生するが、ラベネルはすぐにランダルにパスを戻してしまい、チャンスを手放した。
最終的にショットクロックバイオレーション。
気づけラベネル、2Q 6:40と同じ状況だったぞ。
隣の松井に一旦預けて、Sealし直してボールを再び要求するのが見たかった。
Press Breakからラベネルのレイアップ失敗。
鹿児島、ランダルにBigをつけて、ラベネルに#32をつけるようにマッチアップ変更。
0:40 香川
Post Iso
ランダルパサーでラベネルPost Up。
Rip DHOを準備していたっぽいが、ラベネルが自ら仕掛けてFT獲得。
RipでランダルがDSに移動しきってから仕掛けるとスペースなくなっちゃうから、このタイミングで仕掛けたのはナイス。
つまり設計が悪いってこと?
仮にRipが終わってから仕掛ける場合、相手BigがDSでRim Protection準備を整えることができてしまう。
マッチアップ変更でDSにBigとなるとは思っていなかったため、今回に関しては仕方ない部分は大きいか。
だとしてもラベネルvs Bigのマッチアップだからなあ。
いやでも、ラベネルvs BigのPost Upはこれまでもやりまくってきてたし、そこで信頼に値する得点力を見せてくれていたから、ラベネルPost UpにまではMUMの観点を持ち込まないようにしよう。
3Q終了
鹿児島 43 - 47 香川
4Q
10:00 香川
Post - Rip Inverted
3Qの最後と同じデザイン。
Rip DHOと思っていたが、Rip Invertedだった。
鹿児島も虚をつかれたようだったが、Rip後のランダルがDSにいたためドライブスペースは乏しかった。
それでもラベネルのフィジカルパワーでなんとか得点。
これまではランダルのマークで精一杯だったように見えた#32が、ラベネルのドライブに対してしっかりヘルプした。
これを見ると、#32はvs SmallだからランダルをDSに配置しても大丈夫、との判断は改めないといけないかもしれない。
その場合、原則に則るとランダルラベネルのどちらかのStretchが必要となる。
9:15 香川
Post - Rip DHO
今度はRip DHOのパターンでファール獲得。
鹿児島は再び、ランダルにBig、ラベネルに#32のマッチアップにしている。
この場合、ランダルDSのPost Upは避けなければならない。
9:00 香川
Iso
ランダルWing StretchでラベネルSlotでのIso。
ドライブでファール獲得。
BLOBの流れ的にそうなったのか、デザインされたものなのかは判断しかねるが、vs BigのランダルのStretchは効果的だった。
8:52 香川
Post Iso
- Skip
vs BigのランダルTop StretchでラベネルPost Up。
2-3Zone Shiftに対して、Weak Cornerの松井にFlare Screenをかけてスキップパス。
松井の3ptは失敗。
鹿児島が外国籍へのマッチアップを入れ替えたことで、Top Stretchで強制MUMのPost役とTop役も入れ替わる。
ただ、今回は強制MUMではなく、Weak Sideの松井へのFlareのパターン。
Game1 2Q 4:56に近い。
8:22 香川
Early Pin Thru
- Top Iso
ラベネル上良Early Pinを見送ったランダルのvs SlowのIso。
ドライブキックがTOV。
Early Pinなんてやってるの見たことないから、最初から何かがおかしかった感じ。
スペーシングは悪くなかった。
Early Pin後のラベネルがvs SmallのDS待機している状況で、ランダルの1on1だったからこれはOK。
ランダルダマの組み合わせ。
7:57 香川
Empty Angle Inverted PnP (vs Switch)
- Post Iso
- Kick - Counter Drive (TOV)
ランダル上良PnPでMUM完成させる。
vs SmallのダマDS待機、上良Weak Wing StretchでランダルPost Up。
上良を捨てての2-3Zone Shiftを見てランダルはキックアウト。
上良がカウンタードライブを決めきれずTOV。
惜しい。
鹿児島#32が4Qになって自信を持ってRim Protectionしている。
上良がカウンタードライブで相手Bigを十分に振り切ることができていれば、#32のRim Protectionも逆に利用してアシストできたと思う。
3Q 7:53の木村はその例の1つと言えるか。
7:15 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Pull Up
vs SmallのランダルDS待機で松井ダマPnR。
半身の体勢を維持してFTラインまで侵入した松井のプルアップ成功。
これは体の使い方うまかった。
ダマがRollの際にリバースターンするからChaseがぐいっと行けてしまう。
だから、フロントターンでChaseの復帰を遅らせられると良い。
vs SmallのランダルDS配置は、この場面ではスペーシングに直接影響を及ぼさなかった。
6:30 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Re-Screen (vs Chase)
- Drive Kick - Put Back
ランダルWing StretchでストックマンJr.ダマPnR。
ストックマンJr.のドライブにWingから強引なTagが行ったのを見てキックアウト。
ランダルの3ptは外れるが、ダマがプットバック。
Empty PnRでランダルWing Stretchする場合、Weak Sideが人員過剰になりがちだが、末廣が的確なCorner Diveで3ptラインのスペースを整えてくれた。
それもあってのランダルのワイドオープン。
適材適所が実現されたオフェンスだったから、ランダルには頑張って決めてほしい。
ダマのプットバックがものすごかった。
6:00 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Top Feed - Flare
- Chase (vs Blitz)
- Short Roll Feed
ランダルTop Stretchで松井ダマPnRなどのプレー。
ランダルがStretchで#32をTopに固定し、松井はシュート力でBlitzを誘う。
その結果生まれたペイントエリアのスペースにダマが飛び込み、パスを受けてレイアップ成功。
ナイスプレー。
#32をSmallとしていいかどうかは微妙だから、そうなれば素直にランダルStretchさせる方がスペース作りやすい。
この2ポゼッションでそう思えた。
5:15 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Re-Screen (vs Chase)
- Roll Feed
続けてランダルTop Stretchで松井ダマPnR。
激しいChaseを松井が十分に振り切れず、最後はダマのタフショット失敗。
PnRでのズレの作り方はテンポと回数タイプだけど、ショットセレクションはJailでじっくり2on1タイプ。
そう見える松井のポゼッションだった。
ズレの作り方とショットセレクションのキャラに不整合があるから、シュートの踏ん切りがつかなかった感じ。
さっきの4Q 7:15はどちらもじっくり2on1タイプっぽい動きだったから良かったけど、今回はチグハグだった。
つまり、思いきって打つか、Jailするか、のどっちかでキャラを統一したかった。
4:28 香川
High PnR
- Pull Up
本当は松井にエントリーパス出して、ランダルTop Stretchの松井ダマPnRを再びやりたかった様子。
でもDenyが激しくて松井にパスが出せず、どうしようかでごちゃごちゃしていたらスクリーンっぽいことが起こる。
このカオスの中でランダルがプルアップスリーを決めた。
Denyがきつかった松井は、そのままランダルに近づきSYOMを促していたが、そこへダマがふらふらとやってきたことで誰も何も分からないカオスが生まれた。
これに関しては何も説明できない。
3:45 香川
Floppy
スクリーンでDefが転倒したことで、想定していない感じの末廣のワイドオープンが生まれる。
末廣の3ptは失敗。
本当の狙いとデザインがなんだったのかは未知数。
3:08 香川
Double Drag (vs Switch) - Flare
1枚目ダマ2枚目松井のDouble Dragから、松井がFlare。
松井がパスを受けてのドライブプルアップをミス。
ランダルのMUMを期待したけど違った。
ATOのデザインはこれまでの試合の文脈から離れることが多いから、そんなに書くことない。
鹿児島は#32を下げて1Bigのラインナップにしているため、相手BigがDSにいる状態でのPost Up以外は何をやっても正解のフィーバータイム突入中。
2:40 香川
Post Iso
ダマTop StretchのランダルPost Up。
Topのダマに松井がRip Screenをかけて、ダマはDSに移動。
2-3Zone Shift完成。
乏しいスペースでランダルのペイントアタックが防がれてショットクロックバイオレーション。
相手BigがDSでRim Protection準備できるマッチアップおよび配置のPost Up以外ならなんでもいいのに、それを選んじゃう。
この現象を見るのはGame1から数えて何度目だろうか。
#32戻ってきた。ランダルをマーク。
1:44 香川
Horns Flare - Corner Filled PnR (vs Chase)
- Drive
ランダルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
ランダルが埋めているペイントエリアのスペースにストックマンJr.がドライブ。
タフなフローターは外れる。
ランダルはDSでClearoutしようとしたっぽいが、#32をフィジカルで制圧できず押し出されて、ペイントエリアのスペースを乏しくした。
4Q中盤のEmpty PnRで見たように、vs SmallじゃないランダルはWing Stretchでいい。
0:53 香川
Pindown Curl - High Inverted PnP (vs Show)
- Short Corner Feed
ダマ松井Pindownを見送ってランダル松井PnPでMUMを狙うがShowで回避される。
ドリブルを止めたランダルはDSから顔を出してくれたダマにパスして、ダマがジャンパー成功。
2-3Zone Shiftされる良くないパターンだったが、後衛中央がボールウォッチャーになってくれていたことと、ダマに救われた。
これが試合を決定づける1本に。
4Q終了
鹿児島 59 - 63 香川
まとめ
主なセット
・Floppy - Empty PnR
・AI - Wedge Roll
・UCAL Post
・Horns Flare
良かった
✅トランジション意識
▶️ダマラベネルのRim Run(Tag Upミスを見逃さない判断とハッスル)
✅vs Smallの外国籍のDS配置
▶️1Bigラインナップに対してデメリットほぼ0でOREBおよび3ptラインのスペースのメリット獲得
✅ランダルラベネルのStretch回数増加
▶️本来のペイントエリアの良いスペーシングに戻った
▶️Post Upへの2-3Zone Shiftに対してBigのTop Stretchで強制MUMという神スキーム誕生
課題
☑️まだまだDS配置のPost Upで2-3Zone Shiftされる場面が多い
▶️Top Stretchでのカウンターを多用したい
▶️香川外国籍の組み合わせとその場面でのマッチアップ次第ではPostを選ばないことも重要)
▶️#32のようなSmallかどうか微妙なプレイヤーはStretchでとりあえず外に引っ張り出しておきたい
☑️PnRの質(ラベネル / ランダルDS待機でダマScreenerのパターンが多かったため顕在化)
▶️ストックマンJr.のパス選択(オープンの見逃し)
▶️木村のスクリーン使う前のHandler's Dへのコンタクト
▶️ダマのスクリーンの角度とターンのフットワーク
▶️上良のHandler機会がずっと少ない