試合実況考察

PO QF 新潟 vs 香川 Game1

スタメン

請田近藤満尾チャップマンデイビス

1Q

新潟は2-3Zoneからか?
でも後衛がM2M化してTopまで出てきてたから何だろう。


9:14 香川
2-3Zone Attack
- Maccabi

2-3Zoneに対してMaccabi的なアクションから、デイビスがElbowのギャップでパスを受けてフローター失敗。


スティールからプッシュ。
請田3pt失敗。

チャップマンプッシュの際にvs Smallのクロスマッチアップが発生。
そのマッチアップを強引に修正しようとしたことで請田がワイドオープンに。


8:28 香川

DREBからプッシュ。
近藤3pt成功。

デイビスプッシュでvs Smallのクロスマッチアップ発生。
また満尾のところもvs Smallのクロスマッチアップで、満尾Post Upを狙ったことでヘルプを引きつけて近藤オープンが生まれる。
プッシュ→クロスマッチアップ→修正しないならそのままMUM→修正しようとしてくるならその間にオープンが生まれる。


8:05 香川

チャップマンTopからのドライブレイアップがブロックされる。

2-3Zoneではなく、3-2Zoneっぽいか?
BigがTopまで出てくるから2-3にも3-2にも見える。
Defがどうであれ、Topでパスを受けることは前衛との強制MUMか後衛中央とのCOSが期待できるかもしれないから良いこと。


DREBからプッシュ。
Rim Runしていたチャップマンパスを受けてFT獲得。


スティールからプッシュ。
請田がファールドロー。


7:24 香川
2-3Zone Attack

チャップマンがFlare Slip的にNailのギャップでパスを受けてフローター失敗。

近藤チャップマンFlareで近藤が前衛右と後衛右を引きつける。
また、デイビスがDSで後衛中央と後衛左をロックしていたことで、Flare SlipしたチャップマンがNailでオープンに。


新潟のZoneはかなりふわふわしている。
香川はOverloadしているわけではないため、単純なマークの受け渡しの精度の低さという感じ。


6:53 香川
2-3Zone Attack

トランジションからプッシュ。
仕切り直しで新潟が2-3Zoneを組んだところで近藤Topから3pt失敗。


6:25 香川
2-3Zone Attack
- Wing Drive - Put Back

チャップマンDS、デイビスNailで近藤Wing Driveでレイアップ失敗。
デイビスプットバック失敗。

Wingでパスを受けた満尾に後衛左が出てきて、満尾ドライブであっさり抜ける。
新潟のDefはプレーオフとは思えない強度の緩さ。
Nailを後衛中央がマークしているのに、後衛サイドもWingまで出ていったらベースラインを誰が守るの?となるが。
でも1Q 7:24の例があるように、Nailは後衛中央が担当、というルールも明確には決まっていなさそうだからZoneのクオリティが低いだけという評価になっちゃう。


6:00 香川
2-3Zone Attack
- Nail Feed

デイビスDS待機でチャップマンNail。
Cornerの請田に落としてチャップマンがパスをもらい、DSへの合わせがディフレクション。

香川が初めてOverloadの配置を組んだ。
新潟はNailを一瞬ガラ空きにしたが、逆側の後衛サイドがNailを担当する形でM2M化してディフレクションしてきた。
これの精度を高めてM2M化できるようにした状態で試合に持ってこないとじゃないのっていうね。


5:43 香川
2-3Zone Attack
- Flare

デイビスDS待機で近藤チャップマンFlare。
近藤3pt成功。

前衛左にFlareをかけて、近藤vs後衛左のvs Slowを作る。
Bigを機動力を狙いたいんだろうな。
チャップマンがFlare SlipしてNailに入って、近藤カウンタードライブに後衛中央が出た時の合わせを分厚くすることもできる。
Slipせずそのままでも、近藤が3ptを打てなければチャップマン強制MUMになる。
だから近藤の方でも、チャップマンの方でもチャンスが生まれる構造。


5:10 香川
2-3Zone Attack
- Post Up - Kick

デイビスDS待機でチャップマン右Slot。
デイビスが後衛中央に対してSealしてパスを受けてキックアウト。
チャップマン3pt失敗。

結果的にチャップマン強制MUMの配置でポゼッションが進んだ。
成功率の割にあっさり3ptを放ってしまうのがチャップマンのやや残念なところではあるが、ここの強制MUMが一番クリエイトできる場所なのはおそらく間違いない。


スティールからプッシュ。
請田3pt成功。

チャップマンのプッシュと請田のCorner Sprint。
Bigが自分でプッシュできることでトランジションを最速で繰り出せている。


4:10 香川
2-3Zone Attack
- Top Drive

チャップマンDS待機でデイビスTop Drive。
レイアップ失敗。

Topで自由にボールを持てるから、加速した状態で後衛中央と勝負。
デイビス決めきりたい。
1Q 8:05のチャップマンがTopで受ける時は後衛中央がTopまで出てきたが、デイビスがTopで受ける時はTopまで出ずにペイントエリアで待ち構える守り方。
ここはチャップマンとデイビスのシュート力を鑑みて対応を分けているということだろう。


ダマローソンJr.の組み合わせ。


3:44 香川
2-3Zone Attack
- High Low

ローソンJr.NailでダマDSの配置でHigh Low。
ダマフローター成功。

左Wingにパスが出ると後衛左が出てくるし、Nailは特に誰もケアしてこないから、簡単にHigh Lowが成功する。
1Q 6:00では逆側の後衛サイドがNailを担当することでなんとかM2M化してディフレクションできていた。
一方今回は同様の場面で後衛中央がDSを離れてNailをケアしたためにHigh Lowのパスが簡単に通った。
新潟のDefめっちゃ緩いけど、今勝ってるのは新潟。
不思議なもんですねえ。


3:10 香川
2-3Zone Attack
- Nail Feed - Kick
- Counter Drive

ローソンJr.Nail、ダマDSの配置。
Nail経由でWCに展開し、後衛右とのCOSで克実カウンタードライブからFT獲得。

ローソンJr.がNailでパスを受けたときに、新潟はまたマークが不明確になっていた。
そこからなぜか後衛左がNailケアに来ていたため、ローソンJr.は左Cornerの請田にリターンしていればワイドオープンになっていた場面。


2:28 香川
2-3Zone Attack

訳のわからないTOV。
高速リスタートでの縦パスが前衛に読まれてインターセプトされる。


2:12 香川
2-3Zone Attack
- Empty PnP

小林ローソンJr.PnP。
RejectからPopを飛ばしてTopにパスするもがちゃがちゃしてクリエイトにならず。
その後克実が無茶なパスを出してTOV。

Nailにボールを集めることで新潟Defの粗をあぶり出せていたが、ここは3ptライン上でボールを回したため弱点を露呈させられず。
ミドルレンジのギャップにパスかドライブでボールを移動させていきたい。


1:29 香川
2-3Zone Attack
- Top Drive

ダマElbowでローソンJr.Topでパスを受けてドライブフローター失敗。
セカンドチャンスも決められず。

3ptを打てるローソンJr.がTopでパスを受けたが後衛中央は特に3ptラインまで出てこなかった。
その代わりに前衛がマークしてきたところで、ローソンJr.はドライブを選択し、後衛中央の前でフローターを放った。
強制MUMになる前衛はローソンJr.とリングの間に自分が入って自分一人で守りきろうという守り方ではなく、後衛中央へのドライブコースを空けて後衛中央のテリトリーに誘導しようという守り方だった。
このときにダマがちゃんとDSにいて、両CornerでシューターがSpot Upできていれば、後衛中央を引きつけたローソンJr.からの次のパスで決定機になるはずだが、DSもCornerも埋められていなかったためにフローターのフィニッシュ以外の選択肢がなかった。


0:33 香川
2-3Zone Attack
- Top Drive

ローソンJr.Nail、ダマDSの配置。
ローソンJr.に後衛左がマークしてきて、ローソンJr.がTopまで出てくる。
そこからドライブフローター成功。

さすがにNailをケアするようになった。
それもDSを担当している後衛中央ではなく、担当のない後衛左が出てくるおそらくベストプラクティスなやり方。
1Q 6:00と同じ対応だが、咄嗟の判断で後衛サイドが出る様子はなく、事前に意図して後衛サイドが担当できている様子。
1Q最後に急にまともな対応をしてきた。
ただ、ローソンJr.が単純な1on1で打開するという結末。


1Q終了
新潟 21 - 15 香川

2Q

ダマローソンJr.の組み合わせ。


9:39 香川
Short PnR (vs Chase)
- Kick Extra
- Counter Drive

ダマDS待機で小林ローソンJr.PnR。
キックアウトから展開して満尾ドライブフローター失敗。

M2Mになった。
小林とローソンJr.がSide By Sideの位置関係で2on1を進めたことで決定機にできず。
微妙なCOSで満尾にキックアウトすることになった。
Handlerはスクリーンを使った後の進路が膨らみすぎることで、Handler Dの復帰を簡単にさせてしまっている。
明確にJailしろとは言わないが、Handler Dの背中をとって進路を塞ぐことは確実にやった方が良いと思う。


8:47 香川
Corner Filled PnR (vs Chase)
- Roll Feed

ダマWWで近藤ローソンJr.PnR。
Roll FeedでローソンJr.レイアップ成功。

ダマWWだったが、放棄されることなくごまかせていた。
ローソンJr.がScreener Dの裏のスペースに速やかにDiveできていた。
さっきはSide By Sideだったが、今回はTrailer Forwardの位置関係を作れていた。


チャップマンデイビスの組み合わせ。


8:20 香川
2-3Zone Attack
- DS Feed - Top Dive

デイビスDSに落として、チャップマンTop Diveにパス。
チャップマンへのパスが高くて取りきれずTOV。

普段は好きではないプレーだが、新潟の緩さを考えると効果的になり得る。
Wingに後衛サイドが出てくれて、DSに後衛中央が出てくれて、Top Diveへの後衛サイドの対応が遅れるのであれば。
今回も新潟がその通りの隙を見せてくれたが、パスの精度を欠いてしまった。
逆に言えば、香川のこのパターンはここまで隙をもらえないと厳しいやり方だと思っている。
Big vs BigでM2M化された後にペイントエリア内で当たり前に決めきれるなら話は変わるがそうではないし。
また、外国籍と日本人の体格の違いにより、BリーグはBig vs Smallの優位性が異常に大きい環境になっている。
そのため、わざわざBig vs Bigでなんとかしようとする発想そのものがもったいない。


7:49 香川
2-3Zone Attack
- Short PnR
- Roll Feed - DS Feed

デイビスDS待機で満尾チャップマンPnR。
Roll Feedを受けたチャップマンにデイビスが合わせてレイアップ成功。

DSのデイビスに後衛サイドがついて、後衛中央がScreener Dを担当。
Side By Sideだったためヘルプは不要に思えたが、後衛サイドがデイビスを離れてヘルプに来てくれた。
いやでも後衛中央の反応がやや遅れていたため、ヘルプがなければチャップマンレイアップになっていたかも、微妙なところ。


7:00 香川

DREBからプッシュ。
満尾3pt成功。

トランジションもZoneなのかM2Mなのかで新潟のピックアップが遅くなっている。
遅いだけならまだしも、ワイドオープンが生まれるくらいのミスをしてくれる。


6:36 香川
2-3Zone Attack
- Corner Feed

チャップマンTopでデイビスDSの配置。
左Wingに後衛左が出るところで、左Cornerがワイドオープン。
近藤3pt成功。

後衛サイドを釣るのが成功している。
と言ってもWingとCornerの単純なOverloadなんだけども。


6:00 香川
2-3Zone Attack
- Top Drive - Kick

デイビスDS待機でチャップマンTop Drive。
キックアウトで請田3pt失敗。

デイビスが後衛右を釘付けにして、Topのチャップマンはある程度前衛がマーク。
そこからチャップマンがドライブすることで、Slotの請田がオープンになる強制MUMの形。
新潟は前衛がチャップマンを後衛中央に任せるタイミングをもう少し早くしてもいい気がする。


スティールからプッシュ。
満尾3pt失敗。

デイビスのRim Runと満尾のCorner Sprint。


チャップマン根來デイビスの組み合わせ。


根來早速テイクチャージ。


5:05 香川
2-3Zone Attack
- High Low

チャップマンTop、デイビスDSの配置。
チャップマンデイビスのHigh LowでデイビスFT獲得。

はじめは右Wingにボールがあって、そこからチャップマン強制MUMを狙う雰囲気だった。
それを前衛が嫌ってチャップマンを後衛に任せる展開になった際にチャップマンがNailでオープン。
右Wingに後衛右が出ていたから、あとはHigh Lowがスムーズにつながるという形。
新潟はWingに後衛サイドを出すのやめた方がいい。
後衛サイドにWingを任せるなら、後衛中央と逆側の後衛サイドのRotationの精度をもっと高めないと。


4:47 香川
2-3Zone Attack
- Nail Feed

デイビスDS待機でチャップマンNailでパスを受ける。
後衛中央との1on1でドライブレイアップがブロックされる。

Overloadの配置になっていなかったことと、Wingにボールを動かさなかったことで新潟の隙を作れずシンプル1on1に。


4:13 香川
2-3Zone Attack
- Nail Feed

Hornsっぽい配置。
チャップマンがNailで受けてプルアップ成功。

ここもNailの対応が緩いから簡単。
2-3Zoneに対してHornsの配置を組んできたら、両Elbowはどうやって見るのがセオリーだろうか。
前衛二人がSlotを担当しながらそれぞれの背後のElbowもある程度意識して、それ以上先のスペースは後衛中央が担当する感じ?


DREBからプッシュ。
請田3pt成功。

トランジションのピックアップの精度も相変わらず低い新潟。
無理してZoneを組もうとした結果、Rim Runする根來とTopのチャップマンに人数が偏ってしまい、請田が勝手にCornerでワイドオープンに。


3:00 香川

DREBからプッシュ。
Rim Runしたチャップマンとデイビスの合わせがTOV。

細かいパスになった。
前方Rim Runのデイビスと後方Rim Runのチャップマンに3人のDefが集まっていたことでWCの近藤がワイドオープンになっていた。
請田はそれに気づいてスキップパスを飛ばしたかった。
Rim Runは得点に直結する動きだからDefの意識を集めやすい。
だからこそそれによって生まれる別のオープンを探せるかどうか。


2:30 香川

スティールからプッシュ。
請田ドライブレイアップ成功。

コートを横断するようなプッシュをする請田の背後にRim Runするデイビスがいた。
Defとしては、請田が減速してデイビスRim Runを見るのでは?と考えがよぎった瞬間に、請田が再加速してきて反応が遅れたという感じだろうか。


デイビスダマの組み合わせ。


ダマがScreener DとしてBlitzする時のフットワークが良くないですな。
Blitzする前のポジショニングがやや低いから、毎回Blitzのタイミングが遅れている。


2:02 香川
2-3Zone Attack
- DS Feed

デイビスNail、ダマDSの配置。
Short Cornerでパスを受けたダマが色々検討した結果、自らのジャンパーを選択して成功。

DS落とし→Top Diveのパターンだったと思う。
ただ、ダマに後衛左、デイビスに後衛中央が初めからマッチアップできていたためパスを繋げられなかった。


1:25 香川

DREBからプッシュ。
ダマミドルレンジプルアップ成功。

ダマTop、デイビスDSの配置。
直前のポゼッションでミドルレンジジャンパーを成功させていたから、自信あったんでしょう。
Defとしては直前に1本決めたとはいえダマのジャンパーを警戒することはないし、Rim RunからDeep Sealを決めていたデイビスの方が脅威だったため、Topのダマはオープンにさせていたと思う。


0:52 香川

高速リスタート。
Rim Runしたデイビスがパスを受けてFT獲得。

デイビスのRim Runが速すぎる。


0:34 香川
2-3Zone Attack
- Inverted PnP - Top Dive
高速リスタート。
ダマ根來Inverted PnPでダマがギャップを割っていき、Top Diveしたデイビスが合わせる。
デイビスダンク成功。

おそらく2-3Zoneではあった。
前衛に対してダマ根來PnRを仕掛けて、ダマがギャップドライブで後衛中央を引きつけた際に、デイビスがTopあたりから飛び込んできてオープンになった。


2Q終了
新潟 33 - 42 香川

3Q

チャップマンデイビスの組み合わせ。


10:00 香川

請田チャップマンPnPからチャップマンElbow Iso。
スピンレイアップ失敗。

Pitch Actionの導入からStep-Up PnRにつなげずにチャップマンIso。


9:26 香川
Empty DHO (vs Chase)
- Drive Layup

チャップマンWEで近藤デイビスDHO。
Chaseに煽られながらのドライブレイアップ失敗。

Chaseを剥がしきれないままドライブが進行。
近藤が剥がせなかったのもあるが、デイビスのDHOの位置が近藤から遠すぎてChaseのズレをDHOまで維持するのが困難だったのもあった。
DHO後もリング方向ではなく横方向に膨らんだことでどんどんChaseに挽回されてタフになっていった。
DHO後の近藤はChaseの背中をとるような鋭角なドライブコースを選択し、頑張るDefに対してもう1つドリブルを使ってコンタクトしてフィニッシュしていれば決めきれたかも。


8:43 香川

DREBからプッシュ。
チャップマンへのパスがTOV。

チャップマンに預けて、その後に後ろから走ってくるデイビスにつなげるイメージだったんだろうな。
請田は。


8:15 香川
Pitch Action
- High PnP (vs Chase)
- Pop Feed

TS・デイビスDSCで請田チャップマンPnP。
Pop Feedを受けて3pt失敗。

請田チャップマンがHandler Forwardの関係性をしっかり作れていた(Popなら当然ではあるが)。
DefはPopに対してDSWがStuntしてもよかったと思うが、そういった反応は特になかったためチャップマンがワイドオープンに。
請田がドリブルを止めずにScreener Dのポジショニングを見極める溜めを作ったことで、Screener Dの足が止まった状態でPop Feedできてチャップマンワイドオープンの結果が得られた。


7:37 香川
Pistol
- Empty PnP (vs Ice)
- Reject

チャップマンTopで請田デイビスPnP。
Iceに対してRejectしてベースラインドライブからレイアップ失敗。

請田スクリーン通過後の溜めのドリブルで、Screener D含めて誰もヘルプが来ないことを確認してドライブを選択。
そのため請田が自分で決めきるだけの状況ではあったが決められず。
理由としてはリバースレイアップに持ち込む際にDefに対してコンタクトを一切入れていなかったことでショットスペースを確保できなかったため。
3Q 9:26の近藤もそうだったが、フィニッシュ時にコンタクトをしなさすぎて決定機を作れていない。


6:59 香川

DREBからプッシュ。
ファールドロー。

Tag Upミスでもらったチャンスをチャップマンプッシュで確実に狙っていく。


6:55 香川

SLOBでRip STSからFlex STS。
近藤3pt成功。


6:17 香川

スティールからプッシュ。
Rim RunしたデイビスFT獲得。

デイビスがマークマンより前を走る際に、請田がデイビスのDefの進路に入ってドリブルすることでデイビスのRim Runが決定機になるようにした。
めっちゃいい判断。


チャップマンダマの組み合わせ。


5:35 香川
Empty PnR (vs Ice)
- Reject - Pop Feed
- Maccabi
- Empty PnR (vs Ice)
- Reject - Kick Extra

ダマTopで克実チャップマンPnP。
Iceに対してRejectしてPop Feedから展開。
Maccabiして今度はチャップマンTopで近藤ダマPnR。
Iceに対して再びRejectしてドライブキックからチャップマンステップバックスリー失敗。

Iceに対して打つ手なしのPnR。
Rejectした後に克実も近藤もドリブルをすぐ止めてしまうからDefの次の動きに基づいたカウンターアクションを取れていない。
克実はもう1つドリブルついていれば、Pop Feed警戒でScreener DがReturnするのを確認できて自らのドライブを選択できたはず。
近藤はもう1つドリブルついていれば、ヘルプを引きつけたことでTopのチャップマンのワイドオープンが確認できる位置まで移動できたはず。
フィニッシュスキルに持ち込む時も、パスを探す時も、もう1つドリブルを使って深くDefを引きつけたりゆっくり反応を確認したりしないともったいない。
鉄鉱資源を見つける寸前で掘削をやめてしまうよく見る絵みたいな状態。


4:52 香川
2-3Zone Attack
- Nail Feed - Kick

チャップマンNail、ダマDSの配置。
WingからNailに入り、キックアウトで近藤3pt成功。

右Wingに後衛右が出てくれるから、DSを後衛中央がケアする必要が生まれ、それによりNailがオープンになる。
後衛中央がケアできない分は前衛がカバーする、とかしないから簡単に崩せる。


4:15 香川

プッシュして今度はチャップマン3pt成功。

トランジションでZoneしようとするとピックアップミスは起こりやすい。
ダマのRim RunでDefの注目をペイントエリア内に集めたのがチャップマンワイドオープンに繋がった。


ダマローソンJr.の組み合わせ。


3:47 香川
Corner Filled PnR (vs Ice)
- Slot Feed
- Corner Filled PnR (vs Ice) - Roll Feed

克実ダマPnRがUnderで潰されて展開し、その後近藤ダマでPnR。
Roll Feedをミドルレンジで受けたダマのジャンパー失敗。

克実ローソンJr.PnRはIceに対してCurl ScreenをかけたところUnderしてきたため、Re-Screenでカウンターした。
ただ、Re-Screen時にローソンJr.がScreener Dの裏にDiveできていることに克実が気づけず、Slot Feedで仕切り直してしまった。
これももう1つドリブルを使って溜めを作り、SlotのBigがSlotかDiveへのTagかを見極めてからパスしたかった。


3:12 香川
Top Drive

ローソンJr.Rim RunでBigを2人引きつけて、遅れてTopに入ってきたダマがオープンでパスを受ける。
Defとの距離を活かして加速してドライブレイアップ成功。


2:30 香川
Empty PnR (vs Under)
- Pull Up

ローソンJr.WSで根來ダマPnR。
Underに対してプルアップスリー失敗。

なぜ根來がHandlerをやっているのか。
おそらくMaccabiで克実か近藤のもとへボールが展開されてくることが前提にあったと思うが。
根來のPnRにはUnderしてきていた。


スティールからプッシュ。
克実レイアップ失敗をローソンJr.プットバック。

これもBigに対してもう1つドリブル使って吹っ飛ばしてからレイアップ狙うかパスするか考えればいいのではと思う。
ローソンJr.のナイスRim Runでカバー。


1:35 香川

Rim RunからDeep Sealした根來が逆にオフェンスファール。

根來の狙いは良かった。
オフェンスファールが妥当なのかどうかは分からない。


0:58 香川
Pitch Action
- High PnR
- Reject - Kick

TS・ローソンJr.DSWで克実ダマPnR。
RejectからキックアウトでローソンJr.カウンタードライブでファールドロー。

TSでRejectした時はDSWとDSCはどう合わせるべきだろうか。
Drift + Corner Cut?


0:46 香川
High PnR (vs Chase)
- Roll Feed

TD・ローソンJr.DSWで小林ダマPnR。
Roll Feedを受けたダマFT獲得。

Handler Forwardの関係性がきれいにできていた。
小林ナイスアタック。
とはいえ、小林ももう1つドリブルしていればScreener Dが自分とダマのどちら寄りにRim Protectionしようとしているのかゆっくり判断できる。


0:14 香川
Pindown (vs Blitz)
- Short Roll Feed

ローソンJr.DS待機で岡田ダマPindown。
岡田にBlitzが出たところでShort Roll Feedで、ダマレイアップ成功。


3Q終了
新潟 46 - 59 香川

4Q

ダマローソンJr.の組み合わせ。


9:46 香川
Empty PnR (vs Ice)
- Empty PnR (vs Ice)
- Maccabi
- High PnP (vs Under)
- Drive Layup

小林Handler、岡田Handler、もう1回小林HandlerのPnR。
Underに対してFoot Raceを仕掛けてのレイアップ失敗。

小林も岡田も1ドリであっさりパスするからScreener Dとの2on1でどこにチャンスがあるのか見極められない。
もう1回ドリブルついて様子を見てから展開する方が良いのではと思う。
あと、小林のレイアップはこれまたドリブルが1個少ないから発生したミス。


9:05 香川
Empty PnP (vs Ice)
- Reject - Pop Feed

ダマDS待機で小林ローソンJr.PnP。
Iceに対してRejectからPop FeedでローソンJr.3pt失敗。

小林がここは多めにドリブルをついて、じっくりHandler DとScreener Dを引きつけた上でPop Feedした。
明らかにこっちの方がローソンJr.がオープンになれている。
ただ、まだ注文を言うと、引きつけてからPop Feedのリズムが素直すぎる。
ここでドリブルを止めて次のリズムでパスするんだなというのが、ドリブルを止める際に分かりやすいため、Screener Dもタイミングを合わせてクローズアウトできていた。
それにより、小林はScreener Dを引きつけた割に、ローソンJr.のCOSは小さいチャンスになっていた。


8:23 香川

SLOBからFloppy。
ローソンJr.が最終的に3pt失敗。


7:48 香川
Pitch Action
- Empty DHO (vs Ice)
- Reject

ダマDS待機で克実ローソンJr.DHO。
Rejectから色々うかがって克実プルアップスリー失敗。

Reject後の克実はドリブルを止めずにチャンスを窺うことができていた。
ただ、Side By Sideの位置関係になっていたため、どれだけ待ってもチャンスにならない構造があった。
この状況で打開するパターンとしては、JailからSnakeに持っていくことはまあ可能だったかもなという感じ。


デイビスダマの組み合わせ。


7:05 香川
Empty PnR (vs Ice)
- Maccabi

ダマTopで小林デイビスPnR。
Maccabiから近藤3pt失敗。

この試合は近藤よく決めているから自信を持って打つ分には問題ないセレクション。
Iceに対して、HandlerがReject側に1〜2ドリ分移動してCurlするような角度をつける、というアイデアでスクリーンを使っていた。
Rejectして展開を作れていないから、このようにスクリーンを使ってミドル側に向かえる工夫というのは現実的で良い。
ただ、Handler Dを結局剥がせなかったこと、TopにダマがいてOne Pass Awayのスペースが埋まっていたこと、は別で問題だった。


TopにノンシューターのBigを配置して中継させて逆サイドのSide PnRに展開していくのはそもそもどうなんだろうか。
Topに繋いだ瞬間にWWがGetしにくるのであれば、1回目のPnRにTopのDefが寄った分のアドバンテージをWWが享受できるため分かる。
ただ、それがMaccabiになると、Maccabiをしている間にTopのDefがズレを回復できるため、2回目のPnRが0からのスタートになってしまう。

TopにチャップマンローソンJr.といった3ptを打てるBigを配置するのであれば、そこでのCOSが彼らにとっての機会になるため比較的良いけども。
昨季のラベネルをTopに配置したAI - Wedge Rollはその典型的なパターンだった。
Maccabiの時にTopにいるのがダマデイビスなのかチャップマンローソンJr.なのかは回数と結果を検証する必要ありかも。


6:35 香川
Empty PnR (vs Under)
- Maccabi
- Drive Kick - Counter Drive

ダマTopで満尾デイビスPnR。
Underに対して特に何も仕掛けず、Maccabiで展開。
近藤がパスを受けてカウンタードライブからキックアウトでダマがさらにカウンタードライブしてレイアップ失敗。

満尾デイビスPnRでUnderに対して何も仕掛けがなかったことで、TopのDefをそもそもヘルプに集められていない。
その後のカウンタードライブの連続は悪くないが、これもダマがもう1つドリブルをついていればRim Protectionに対して方向転換してデイビスのClearoutを使ったりユーロしたりできた場面。
でもダマに求めることではおそらくない。
というか、近藤ドライブにOne Pass AwayのTopからダマのDefがヘルプして、キックアウトにしっかりクローズアウトしてくれていた。
ダマの外は2本くらい決まっていたけど、だからといってクローズアウトが必要と判断を変えるとは思えないからDefのミス?


DREBから速攻。
ダマダンク成功。


チャップマンデイビスの組み合わせ。


5:44 香川
Short PnP
- Reject - DS Feed

デイビスDS待機で満尾チャップマンPnP。
Rejectからドライブに合わせたデイビスFT獲得。

チャップマン外、デイビス中の関係性ができているし、Rejectのキレも良かった。
今回の満尾はラスト1回のドリブルをしっかり使えていたため、Rim Protectorの体を完全に満尾に向かせることができた。
これによってDSへの合わせのパスが通ったと思う。
さらに良くするには、ラスト1回のドリブル時にもう少し減速して3線のRotationまで見るということができる。
これでパス先をDSかWCか判断できると、ディフレクションの可能性も与えない完璧なアシストになる。


DREBからプッシュ。
満尾FT獲得。


4:41 香川
Pindown
- Empty Ram PnR (vs Chase)
- Roll Feed

チャップマンDS待機で満尾デイビスPnR。
Roll Feedを受けてデイビスFT獲得。

PnRに合わせてチャップマンがDSからTopへ移動。
Handler Forwardでドライブする満尾にScreener Dが体を向けて対応してくれたことでRoll Feed後のチャンスが大きかった。
初めてのセットによって起こるDefのエラーという印象。
ここも満尾はペイントエリア内で減速して周りを確認する溜めを作ってほしかった。
そうすれば、チャップマンのTopでのワイドオープンを認識して選択肢を増やした状態でより良い判断ができる。


4:20 香川
Post Grenade
- Kick

請田デイビスGrenadeから1枚目チャップマンにキックアウト。
チャップマン3pt失敗。

デイビスDiveでDefを引きつけたことでチャップマンがワイドオープン。
このときに請田がドリブル終了からパスまでに溜めを一瞬作ったことで、チャップマンへのパスの際にDefの足を止めた状態にできていた。
4Q 9:05の小林や4Q 4:41の満尾にやってほしかったのはこの溜めを作ること。


3:48 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Drive Layup

チャップマンTopで近藤デイビスPnR。
ドライブレイアップがブロックされる。

Handler Forwardで何のスキルも使わずにレイアップして、良い結果に恵まれるわけがない。
ラスト1回のドリブルを使って1ステップレイアップを選択したのは良いことではあるが、レイアップまでにScreener Dにコンタクトを一度も入れないのでは厳しい。
かといってコンタクトを入れていればブロックされなかったとは言いきれないほどの体格差。
Trailer Forwardを作るほかない?
ちなみにTopはチャップマンだったことで、チャップマンの3pt警戒から、One Pass Awayでのヘルプは出てきていなかった。


3:27 香川
Horns STS
- Floppy Rip

Floppyと思わせてデイビスRipのアリウープ狙い。
RipがBumpで止められてアリウープパスにはならずもこぼれ球を何とか確保。
克実プルアップスリーでFT獲得。


2:40 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Maccabi
- Empty PnR (vs Chase)

デイビスDS待機で克実チャップマンPnR。
Chaseを剥がしてのフローター失敗。

Trailer Forwardを作れていたが、フローターを決めきれず。
軽くJailしてHandler Dの動きを封じてからフローターでも良かったかもしれないが、それでもドリブルは十分につけていたから決めきるだけといっていいショット。
3Qまでは質の低いZoneのおかげで得点を重ねられていたが、4QはM2Mに対して自力でクリエイトする必要が生まれて困っている状況が続いている。


2:12 香川
Floppy
- Elbow Iso

ATOでチャップマンのIsoをデザイン。


1:47 香川
High PnR (vs Switch)
- Lift Feed
- Post Iso - 45Cut

TD・チャップマンDSWで請田デイビスPnR。
Switch発生を見てデイビスPost Up。
途中でOff SwitchされてMUM解消されたが、続け様にチャップマン45Cutでファールドロー。

Off Switchしようとしているのを見て、請田はデイビスではなくチャップマンにパスできると最高だったが、その次くらいに良い展開を作れた。
急にSwitchしてくれたのありがたい。


1:13 香川
Inverted Pindown (vs Switch)
- Slot Iso

チャップマン克実Pindown。
Switchさせてvs SmallのチャップマンIso。
ドライブでファールドロー。
既にボーナス突入。

ここでMUM。
しかもInverted Pindownとかいう香川で見たことないプレーで(Staggerなら見たことあるけど)。
良いことやるじゃん。


0:51 香川
High PnR (vs Ice)
- Reject - Roll Feed
- Kick

TD・チャップマンDSWで請田デイビスPnR。
Iceに対してRejectしてLate Switch。
Roll Feedを受けたデイビスから展開してチャップマンカウンタードライブからレイアップがブロックされる。

はじめはデイビスLate RollによるHandler ForwardでチャップマンCut the Popの動き。
そこからLate Switchに対してデイビスがNailあたりでパスを受ける。
新潟はMUMは与えていいけど、オープンは与えたくないという考えでここ数ポゼッションはSwitchしているっぽい。
香川はオープンが発生しないことにまんまとドタバタしてしまった。
このとき、Screenerがデイビスではなくチャップマンであれば、Late Switchに対してTopかNailでパスを受けて良い1on1ができたと思う。
はじめにデイビスPopでチャップマンCut the Popという、デイビス外チャップマン中の関係性を作っていたことが根本の問題だったか。


0:26 香川

ATOのSLOB。
Flareでパスを受けたチャップマンが3ptを躊躇してしまい、最終的にTOV。


0:13 香川

高速リスタート。
請田プルアップスリー成功。


4Q終了
新潟 75 - 73 香川

まとめ

-試合実況考察