試合実況考察

第26節 埼玉 vs 香川 Game2

スタメン

ランダル上良ママドゥムンホラベネル

1Q

9:47 香川
Zone Attack

ランダル左Wing、ラベネル左DSの配置。
Topと両Wingでパスを回してママドゥ3pt失敗。

1ポゼッション目からZoneは想定していなかったのかも。


9:20 香川
Zone Attack

ランダル右Slot、ラベネル左DSの配置。
Weak Cornerのムンホへのスキップパスがディフレクション。

ほぼTOV。
後衛左は左DSのラベネルでロックできていると判断したのスキップパスだったと思うが、ラベネルのマークを後衛中央に引き継ぐ形でうまく対応された。


9:10 香川
Zone Attack

ランダルTop、ラベネル右DSの配置。
DS落とし→Top Diveのパターン。
ラベネルが後衛中央との1on1を突破し、後衛左からFT獲得。

1Bigの埼玉に対して、唯一のBigとの1on1を狙うのはね。
そこ以外でなら全箇所で強制MUMできるのにねという。
ラベネルがすごいからいいけど、もっと楽にできるんじゃない?という。


8:39 香川
Zone Attack

ランダル左Wing、ラベネルTopの配置。
強制MUMしたラベネルがパスを受けてWingに展開。
エクストラパスを受けたママドゥのコーナースリー失敗。

一転して効果的な強制MUM。
ラベネルをTopに配置するだけで、絶大な引力を発揮してくれる。


8:11 香川
Zone Attack

ランダルNail、ラベネル左DSの配置。
後衛右がランダル、後衛中央がラベネルにマッチアップしてM2M化。
ママドゥが右ドライブを仕掛けてヘルプに捕まりかけるが、こぼれ球を拾ったラベネルのショット成功。

Cornerを埋めておかないから、後衛右のマッチアップのデメリットが存在しない状況になっている。
ママドゥを右Cornerに降ろすことで、ランダルに後衛右をマッチアップさせてママドゥをワイドオープンにするか、ランダル強制MUMを許すか、の2択を迫ることができる。


7:45 香川
Zone Attack (PnR)

右WingでランダルラベネルCorner Filled PnR。
前衛左をやや引きつけて展開し、ムンホの3pt失敗。


7:26 香川
Zone Attack

ランダルTop、ラベネルNailの配置。
ランダルが右Wingのママドゥにボールを預けてDSに移動し、後衛中央をランダルがロック。
ランダルの動きから自動的にラベネル強制MUM完了。
ドライブレイアップでFT獲得。

これは面白い強制MUMの作り方。
強制MUMだけでなく、ランダルの移動に伴うマークの受け渡しの負荷もかけることができる。


6:57 香川
Zone Attack

ランダルTop、ムンホNail、ラベネル左DSの配置。
DS落とし→Top Diveのパターンで、ラベネルのフローター成功。

ラベネルを左DSに配置することで、ランダルのTop Diveを比較的サイズのある後衛右が対応することになった。
ラベネルもランダルもDefにとって一番ありがたいマッチアップに落ち着いてしまったポゼッション。
良いプレーとは思わない。


6:29 香川
Zone Attack (PnR)

右WingでランダルラベネルCorner Filled PnR。
前衛左を引きつけて展開し、上良の3pt失敗。

ややSwayが足りない。


6:02 香川
Zone Attack

ランダルTop、ムンホNail、ラベネル左DSの配置。
左Wingの上良にボールを預けて、ランダルは右DSへ移動。
NailからTopにPopしたムンホとのパス交換から、上良の3pt失敗。

1Q 6:57同様、ラベネルが後衛中央、ランダルが後衛右にマッチアップされる最悪の展開。
と思ったが、今回はたまたま比較的大きい方が後衛左にいたため、最悪ではなかった。
とはいえランダル強制MUMに繋がる展開は考えにくい状況だったため、やはり良いプレーではない。
上良のキャッチ時の姿勢は、やはり状態が起きすぎていてSway動作が発現しないのが良くない。


5:34 香川
Zone Attack (PnR)

ランダルTop、ラベネル左DSの配置。
ランダルムンホShort PnRで後衛左を引きつけてキックアウト。
上良3pt成功。

強制MUMかつスクリーンで前衛を突破。
左Cornerと左DSをきちんと埋めていたことで、左サイドでOverloadが発生。
上良も良い姿勢でキャッチできてSway動作が発現したし、ナイスプレー。


5:03 香川

DREBからプッシュ。
上良コーナースリー成功。

上良の姿勢が良くなっている。


4:37 香川
Zone Attack

ランダルTop、ラベネル左DSの配置。
強制MUMしたランダルのギャップドライブとキックアウト。
松井の3pt失敗するが、OREBの際にファールドロー。

両Cornerをしっかり埋めた状態での強制MUM。
良い配置だったため、どこからヘルプ来ても何かしらのチャンスが期待できた。


4:24 香川

BLOBでランダルFT獲得。


4:02 香川

DREBからプッシュ。
Zoneが組みきらない中で、上良トランジションスリー成功。

上良3連続成功。
姿勢が良いから楽にボールが飛んでいる。


ランダルダマの組み合わせ。


3:43 香川
Zone Attack

ランダル左Wing、ダマ左DSの配置。
ダマが右DSに移動してPost Feedを受ける。
後衛中央から後衛右にマッチアップが替わり、正真正銘の2-3Zone Shift。
どうすることもできないまま、助けに来た上良がリターンパスを受けてタフスリー失敗。

ダマが後衛中央をロックして、松井が後衛左をロックしたタイミングで、ランダルは前衛左との強制MUMを完了させていた。
しかしそこを使わなかった。


2:58 香川

DREBからプッシュ。
上良のコーナースリー成功。

姿勢が良いね。
もともとSweep & Swayはきれいに発現するフォームだったから、本来の姿勢に戻ればそりゃ入る。


2:31 香川
Zone Attack

ランダル右Slot、ダマNailの配置。
後衛中央にマッチアップされるダマがNailでパスを受けてプルアップ失敗。

あらまあ。


2:08 香川
Zone Attack

ランダル右Wing、ダマ左DSの配置。
強制MUMできているランダルのドライブキックで上良コーナースリー成功。

強制MUMはやっぱりめちゃくちゃ大事。
それだけで簡単にチャンスになるもん。
上良も姿勢が完全に良い。


1:36 香川
Zone Attack

ランダルTop、ダマ右DSの配置。
DS落とし→Top Diveのパターン。
ダマPost Upでドライブレイアップ成功。

後衛右でダマを守れると判断したから、後衛中央ではなく後衛右がダマにマッチアップしたのだろうか。
結果的にあっさりダマが得点したが、ここはどう判断されるのだろうか。
後衛中央も対してRim Protectionしなかったし。


1:04 香川
Zone Attack

ランダルTop、ダマ左DSの配置。
ランダルからダマに浮いたパスが通る。
ダマPost UpでTOV。

↑は後衛右に対して勝ったが、後衛左との勝負は負けた。


0:38 香川
Zone Attack (PnR)

ランダルNail、ダマ左DSの配置。
ストックマンJr.ランダルShort PnR。
ストックマンJr.プルアップ失敗。
セカンドチャンスでランダルファールドロー、すでにボーナス突入。

松井を左Wingではなく左Cornerに配置しておきたかった。
そうすればPnRの際に後衛左に対して左DSと左Cornerで2on1を作れる。
今回はそうでなかったため、後衛左はダマに専念できたし、後衛中央はDropに集中できた。
PnRは相変わらずSide by Sideのため、大したアドバンテージを作れず、微妙なプルアップでのフィニッシュとなった。
松井の配置1つで全てが狂ったと感じるポゼッション。


Side by Side問題に関しては、ドンチッチもマレーも大体の場面でそうなってるから、できる方がおかしいだけで期待すべきではないのかもしれない。


1Q終了
埼玉 22 - 28 香川

2Q

ラベネルダマの組み合わせ。


10:00 香川
Zone Attack

ラベネルNail、ダマ左DSの配置。
右DSにFlashしてきたダマを後衛右がマッチアップしたまま担当。
これでラベネルを後衛中央、ダマを後衛左がマッチアップしてM2M化。
ダマがポジション争いの中でファールドロー。

ラベネルTop配置での強制MUMが欲しい。


9:49 香川

BLOBでダマプルアップ失敗。


9:13 香川

スティールから速攻。
ストックマンJr.レイアップ成功。


8:57 香川
Zone Attack

ラベネルNail、ダマ左DSの配置。
右DSにFlashしてきたダマを後衛右がマッチアップしたまま担当。
2Q 10:00同様、ラベネルを後衛中央、ダマを後衛左がマッチアップしてM2M化。
と思いきやラベネルのマークを前衛右が引き継いだため、左サイドでOverload発生。
左サイドに展開してボールを動かして、最終的にダマレイアップ成功。

ストックマンJr.がStuntとの駆け引きに完全に負けたことでRotationされたが、ラベネルとダマの機転で再び打開した。
埼玉はなぜ有利なM2M化に成功した後に不利なマッチアップを自ら選択したのだろうか。


8:23 香川
Zone Attack

ラベネル左Elbow、ダマ右Short Cornerの配置。
強制MUMしたラベネルがパスを受けてドライブレイアップがブロックされる。

強制MUMして1on1するところはすごく良かった。
後衛中央に突撃していくのではなく、中間距離での駆け引きを期待したいところ。


8:10 香川

BLOBでごちゃごちゃからのママドゥ3pt成功。


7:38 香川
Zone Attack

ラベネルNail、ダマ左DSの配置。
ダマPost Upでレイアップ成功。

ラベネルがNailで後衛中央をロックしていたことで、2-3Zone Shiftを緩和できていた。
また、どうせダマは後衛左にマッチアップされることが過去2ポゼッションで分かっているため、ダマを左DSにとどめたことで不必要にごちゃごちゃさせなかった。
1Q 1:04ではTOVしてしまった後衛サイドとの1on1だったが、ダマが今度は上回った。
ラベネルvs前衛の強制MUMが理想なのは間違いない。


7:08 香川

DREBからプッシュ。
Zoneが組みきらない中でのママドゥコーナースリー失敗。

ママドゥはSweep & Swayではないフォームだから、素早いトランジションスリーは打てない。


6:51 香川
Zone Attack

ラベネルNail、ダマ左DSの配置。
ラベネルを後衛中央、ダマの後衛左がマッチアップしてM2M化。
左Wingから左CornerへDriftした木村も前衛左によってマッチアップされる。
MUMなしでのラベネル1on1でジャンパー成功。

Nailだとこうやって後衛中央にマッチアップされる可能性があるからTopまでStretchしてほしい。
それでもElbowでの1on1の時点で悪いプレーではないし、ラベネルさすが。


6:21 香川

DREBからプッシュ。
Rim Runしたダマがファールドロー。

プッシュするストックマンJr.がミドルレーンに中途半端に入ったことで、Rim Runしているダマを困らせていた。
自分も困ってたし。


6:15 香川

BLOBでママドゥコーナースリー成功。


5:43 香川
Zone Attack (PnR)

ラベネルNail、ダマ左DSの配置。
ラベネルに後衛中央、ダマに後衛左がマッチアップしてM2M化。
ストックマンJr.ラベネルShort PnRでストックマンJr.プルアップ失敗。

ラベネルはPopしてほしかった。
そうでないから中と中の関係性になってしまった。


5:09 香川
Zone Attack

ラベネルNail、ダマ左DSの配置。
ラベネルに後衛中央、ダマに後衛左がマッチアップしてM2M化。
と思いきや、ラベネルから右Cornerへのスキップパスをきっかけに再びZoneへ。
それにより再びラベネルにボールが戻ってくる際には前衛とのMUMが発生。
ラベネル1on1でジャンパー成功。

埼玉のDefが不可解。
なぜM2M化できた機会を捨てて、自らMUMされにいくのだろうか。


ランダルダマの組み合わせ。


4:30 香川
Zone Attack

ランダルTop、ダマ左DSの配置。
ダマへのPost Feedに合わせてランダルがNailに入る。
ランダルに後衛中央、ダマに後衛左がマッチアップしてM2M化。
チャンスは生まれないパス回しから木村の3pt失敗。

前衛との強制MUMが鍵という観点を一旦忘れるとしても、何が狙いだったのだろうか。


4:06 香川

スティールから速攻。
ダマのダンク成功。


3:40 香川
Zone Attack

ランダルNail、ダマ左DSの配置。
ランダルが後衛中央、ダマが後衛左をロックした状態で、右WingとTopのパス交換で前衛2人を右サイド寄りに動かす。
そこから左Wingへ展開し、ややオープンのママドゥ3pt失敗。
セカンドチャンスでママドゥギャップドライブからレイアップ成功。

ママドゥ3ptへの繋げ方はそこそこ良かった。
ランダルとダマがマッチアップされるのを利用した展開だった。
セカンドチャンスでママドゥが強制MUMできたランダルではなく後衛中央にマッチアップされるダマへのPost Feedを選んだのは残念だったが、その後珍しく良い姿勢でカウンタードライブしていて良かった。


ランダルラベネルの組み合わせ。


2:55 香川
Zone Attack

ランダルNail、ラベネル左DSの配置。
強制MUMできたランダルIsoで前衛左を引きつけてキックアウト。
木村の3pt成功。

両Cornerをはじめから埋めておくことで、DSのラベネルを後衛中央が担当してくれる。
それによって、Nailでもランダルが強制MUMを完了できた。
ランダルの引力によって木村は余裕を持って3ptを放つことができた。
やはり強制MUMこそ正義。
ランダルラベネルをTopではなくNailに配置することではなく、Cornerを埋めないことが強制MUMできない根本的な原因と言えるかも。


ランダルムンホラベネルの組み合わせ。


2:22 香川
Zone Attack

ランダルTop、ラベネル左DSの配置。
ランダルが前衛の間を割るギャップドライブからキックアウト。
ママドゥの3pt成功。

埼玉のマッチアップが曖昧になっている中、ランダルのギャップドライブが決定的なズレを引き起こした。


1:49 香川
Zone Attack

ランダルTop、ムンホNail、ラベネル右DSの配置。
ムンホのスクリーンによるママドゥギャップドライブからのキックアウトで木村コーナースリー失敗。

前衛がランダル専念ではなく、後衛サイドと協力してWingまで担当している。
そのため↑もそうだし、この場面もギャップドライブのチャンスが大きくなっている。
M2M化してきていた時間帯の方が嫌な感じだったが、スコアを見るとその時間帯で点差が拡大しているから妥当な判断か。
内容しか見ていないから、点数がどのように動いているのか全然把握していなかった。
点差が開いている原因が修正点に合致していないから変な感覚。


1:33 香川
Zone Attack

SLOBでママドゥ3pt失敗。

ママドゥにランニングシューターをやらせるのは酷だなと。


1:08 香川
Zone Attack

ランダルTop、ムンホNail、ラベネル右DSの配置。
ラベネルがPost Feedを受けてからキックアウトとエクストラ。
ごちゃごちゃの中でムンホのタフプルアップ失敗。

ランダル強制MUMを普通に使ってほしい。


0:39 香川
Zone Attack (PnR)

ランダルTop、ムンホNail、ラベネル右DSの配置。
ランダルムンホShort PnRからランダルドライブレイアップ失敗。

PnRが前衛同士のPeel Switchで対応されたが、ゴリ押しでやり通そうとしたことでタフなドライブになった。
急にPeel Switchしてくるのはたしかにびっくりする。


2Q終了
埼玉 41 - 54 香川

3Q

ランダル上良ママドゥムンホラベネル


9:36 香川
Zone Attack

ランダル左Wing、ラベネル左DSの配置。
ラベネルが後衛左に対して強制MUMでロックし、右サイドから左Cornerへ上良が移動してOverloadを狙う。
上良に後衛右がマッチアップして対応してくるタイミングで右Cornerへスキップパス。
右WingからDriftしてスキップパスを受けたママドゥのカウンタードライブからのステップインレイアップ成功。

Overloadを狙ってきた。


8:55 香川
Zone Attack

ランダル右Wing、ラベネルTopの配置。
ランダルラベネルの引力で前衛2人をロックした状態で、左Wingのムンホがパスを受けて3pt成功。

左Cornerに上良がいたことで、後衛左に対してムンホと上良で2on1を作れていた。
前半5本の3ptを成功させた上良を離すことはできないため、ムンホのワイドオープンをDefが消去法的に選択した。


8:28 香川
Zone Attack

ランダル右DS、ラベネルNailの配置。
ランダルがDSからWingにドリブルで移動して、プルアップスリー成功。

ちょっと意図の見えないポゼッション。


7:47 香川
Zone Attack

ランダル左Wing、ラベネル左DSの配置。
右サイドから左Cornerへママドゥが移動してOverloadを狙う。
それを後衛右のマッチアップで対応してくるのを察知して、右Cornerへのスキップパスでカウンター。
エクストラパスを受けたムンホの3pt失敗。

3Q 9:36と同じ駆け引き。
Overload読みマッチアップ読みスキップパス。
良い攻防。


7:20 香川
Zone Attack

ランダルTop、ラベネルNailの配置。
ランダルラベネルで前衛2人をロックして、右Wingに展開。
上良の3pt失敗。

前衛2人に対してランダルラベネル上良で3on2の状況。
ランダルラベネルPnRで2人をロックしたことで、上良がオープンになる構造。
上良の3ptは再び上体が起き気味になった。


6:54 香川
Zone Attack (PnR)

ランダル左Wing、ラベネル左DSの配置で、上良が左CornerにやってきてOverload狙い。
上良を後衛左が担当し、ラベネルを後衛中央が担当してOverload回避。
Sealしたラベネルのショット失敗。

これまでは後衛右を左サイドまで動かすことでOveloadを回避していた埼玉だったが、ここでマークの受け渡しによるOverload回避へと変更。
香川はそれとは関係なく、ランダルムンホのAngle PnPを入れていたが特に何も起こせず。


6:25 香川
Zone Attack (PnR)

ランダル左Wing、ラベネル左DSの配置で、上良が左CornerにやってきてOverload狙い。
上良を後衛左が担当し、ラベネルを後衛中央が担当してOverload回避。
ランダルムンホAngle PnPがUnderで守られる。
ランダルが強制MUMを活かしてSealしたのをきっかけにラベネルが合わせてFT獲得。

Underに対してランダルがカウンターできないため、香川はPnRの効果を発揮できていない。
もともと強制MUMで大きなアドバンテージがあるため、スクリーンはボーナスアイテム的な存在で不可欠なものではない。
PnRを成立させることよりも、強制MUMのゴリ押しに意識を向ける方が合理的に思える。
このポゼッション最後のSealもそのパターンの1つと言えるし。


5:48 香川
Zone Attack

ランダルTop、ラベネル右Cornerの配置。
強制MUMしたランダルのIsoでターンアラウンド失敗。

これが良いと思う。
両Corner埋めて後衛サイドをロックできていたし、それによって左サイドではOverloadが発生していたし。


5:05 香川
Zone Attack (PnR)

ランダル右DS、ラベネル左DSの配置。
上良ムンホAngle PnPをUnderされたところで上良プルアップスリー成功。

ランダルとラベネルが後衛サイドをロックしていたことで、スクリーンで上良が確実にオープンになる構造?
ランダルラベネルの本来意図していた動きも別にありそう。
3Q何度か使っているOverloadとか。
上良ここでは良い姿勢で打てたから気持ちよくボールが飛んでいった。


4:25 香川
Zone Attack (PnR)

左WingからランダルラベネルCorner Filled PnR。
前衛右を引きつけて展開し、ムンホギャップドライブからレイアップを試みるが後衛中央にブロックされる。

ランダルのRelocateとラベネルのDiveが十分にできていれば、ムンホが後衛中央を引きつけた際に、また別の誰かのオープンが発生していたかも。
ムンホに求めることではないが、なんらかのスキルを入れたレイアップをやってほしかった。


3:59 香川
Zone Attack (PnR)

右WingでランダルラベネルCorner Filled PnR。
前衛左を引きつけて展開し、上良3pt成功。

上良が良い姿勢で打てると確実に決まる日。
強制MUMで前衛2人をロックしたことで、Wingのスペースで上良がワイドオープンになった。
3Q 7:20と同じ。


3:13 香川
Zone Attack (PnR)

ラベネル左DS待機の配置。
右WingでランダルムンホCorner Filled PnR。
前衛左を引きつけて展開し、上良の3pt失敗。

ムンホがScreenerだったことで前衛のロックはラベネルの時より緩かった。
ただ、逆にラベネルが左DSで後衛左をロックしていたことで上良へのRotationを阻止する効果が生まれていた。
上良の姿勢は悪くなかった。


2:40 香川
Zone Attack (PnR)

ラベネル左DS待機でランダルムンホShort PnP。
前衛を突破してのギャップでのプルアップ失敗。

ママドゥが右Cornerをきちんと埋めていたことで、後衛右がロックされてランダルがワイドオープンでプルアップを放つことができた。
ラベネルは左DSで後衛左に対して強制MUMをしていたため、後衛中央はリングを離れてランダルへコンテストをする決断がやや遅くなったか。
3Q 6:25ではUnderであっさりPnRを無効化されていたが、この場面ではムンホのスクリーンの角度が非常に良かったため、剥がすことに成功した。


2:11 香川
Zone Attack

ランダルTop、ラベネルNailの配置。
強制MUMしたランダルへのパスに対して前衛左がギャンブルスティールを試みるが失敗。
ランダルギャップドライブでFT獲得。

シンプル強制MUM。
3Qは前半より良い感じでZone Attackできている。
「良いぞ良いぞ!」という感覚ではなく、「つまり良いプレーと言えるってことか」という感覚。


ランダルダマの組み合わせ。


1:35 香川
Zone Attack

ランダル右DS、ダマ左DSの配置。
ランダルに後衛右、ダマに後衛中央がマッチアップしてM2M化。
ランダルPost Upで押し込んでショット成功。

後衛右に対しては強制MUMと言っていいのだろうか。
マッチアップに関しては様子を見ないと分からないが、スペーシング的には後衛中央がRim Protectionに必ず備えているのは確かだから、Postで攻めてほしくはない。
前衛との強制MUMの方が見たい。


0:47 香川
Zone Attack

ランダルNail、ダマ左DSの配置。
ランダルが前衛左、ダマが後衛左をロックしたことで、上良が左Wingでワイドオープンに。
上良の3pt成功。

なぜランダルに後衛中央がマッチアップしなかったのだろうか。
後衛左とのダマの強制MUMのサポートに回っていたから?
だったらダマを後衛中央が担当していれば、まだ強制MUMは1箇所で済んでいたのではと思うがどうだろうか。
上良の姿勢はこの場面でも良かった。


0:13 香川
Zone Attack

ランダル右Wing、ダマ右DSの配置で、上良が右Cornerに入ってOverloadを狙う。
Defは上良に後衛左、ランダルに後衛右がマッチアップしてのM2M化で、強制MUMもOverloadも回避。
ランダルIsoでプルアップスリー失敗。

状況を整える時間があった埼玉は、完璧な状況整理を実行。
良いDefだった。


3Q終了
埼玉 69 - 76 香川

4Q

ランダルダマの組み合わせ。


9:53 香川
Post Iso
- Kick

ダマDS待機でランダルPost Up。
パサーからのDoubleに対してリターンして、ストックマンJr.3pt成功。

M2Mになった。
ランダルに3番をつけてストックマンJr.に4番をつけるマッチアップ。
おそらくストックマンJr.HandlerのPnRをSwitchで対応するためと思われる。
ダマランダルの組み合わせでランダルPost Upは中と中の関係性になるから好きではないというのは、何度でも書く。


9:27 香川
Floppy Post
- Kick - Re-Post

ダマDS待機でランダルPost Up。
パサーからのDoubleに対してリターンするが、今回はRotationが間に合ったことでオープンにならず。
Re-Postしてランダルターンアラウンド失敗。
セカンドチャンスでストックマンJr.ドライブレイアップ成功。

早速ランダルPost Upの懸念点が出た。
最初からスペースが乏しいから、1on1そもそも難しいよねっていう。


8:38 香川
UCLA Pop - Step-Up PnR (vs Under)
- Re-Screen (vs Chase)
- Pull Up

ランダルDS待機でストックマンJr.ダマPnR。
Underに対してRe-ScreenしてストックマンJr.のプルアップ失敗。

もう1ドリ追加してHandler Dにコンタクトを入れていれば、十分なショットスペースを作り出せただろうなという場面。
ランダルはDS待機から、Re-Screenに合わせてWingのママドゥにFlare Screenをセットしていた。
Exit Screen好きじゃないからなんだかなあというポゼッション。
中と中の関係性。


8:03 香川
Empty PnR
- Reject into Post
- Kick

ランダルダマPnRをRejectして、ダマDS待機のランダルPost Upへ。
パサーからのDoubleを見てキックアウトし、ストックマンJr.の3pt失敗。

何の意図があるのかはよく分からないが、意図的に中と中の関係性を作ってプレーしている。
これ以上言えることはない。


7:38 香川
Get Veer (vs Toplock)
- Pop Feed into UCLA
- Post Split

松井ダマPindownはToplockで阻止され、UCLAに移行してランダルPost Up。
松井ダマSplitをやりながらのPostでランダルショット成功。

SplitもToplockされて、松井はRejectしてダマはPop。
無意味なダマStretchの状況になり、ランダルにRim Protecterが向かっていたが、ランダルパワーでぎりぎりどうにかなった。


6:55 香川
Get Veer (vs Toplock)
- Pop Feed into UCLA

↑と同じプレー。
今度はPost Feedが難しかったため、ダマが自分のジャンパーを選択。
OREBの際にランダルファールドロー。

ダマをパサーにすると、ダマを捨ててPost Feed警戒というのが可能になってしまう。
その時に松井とのDHOに移行するとかできると少しは面白いかも。
ダマがDiveするスペースは一切ないからごちゃつく未来しか見えないけれど。


ラベネルダマの組み合わせ。


6:37 香川

BLOBでラベネルドライブレイアップ失敗。


6:22 香川
Empty PnR (vs Under)
- Pull Up

ラベネルSlot StretchでストックマンJr.ダマPnR。
Underに対してFadeしてプルアップスリーを放つが失敗。

ラベネルStretchの安心感。


5:55 香川

DREBからプッシュ。
ダマのフック成功。


5:27 香川
Pin - Step-Up PnP (vs Chase)
- Blind Pig
- Pull Up

ダマDS待機で松井ラベネルPnP。
Denyに対してBlind Pigでカウンターして、松井のプルアップ失敗。

ラベネルPopの安心感。


5:00 香川
Post Iso

ダマDS待機でラベネルPost Up。
パサーからのPost Doubleに遭いかけるが、ファールドロー。

ベースラインドライブからのスピンに合わせてDoubleされたため危なかったが、フィジカルでファールドローにこぎつけた感じ。


4:43 香川

BLOBでダマレイアップ成功。


4:30 香川
Floppy Post
- Empty Angle DHO (vs Chase)
- Roll Feed

ラベネルTop StretchでダマPost Up。
と思わせてストックマンJr.ダマDHO。
Roll Feedを受けたダマがエンドワン獲得。

はじめはTop StretchしていたラベネルがDHOに合わせてDSに移動したため、ダマはがっつりTagされることになった。
ダマがねじ込んだおかげで結果だけ見ると収支はプラスになったが、残念なスペーシングだった。
ラベネルがTop Stretchを維持して、ダマへのRoll FeedかラベネルへのキックアウトかをストックマンJr.が選ぶ展開が理想。


4:00 香川
Pindown - Empty PnR (vs Chase)
- Reject - Pull Up

ラベネルTop StretchでストックマンJr.ダマPnR。
ストックマンJr.がRejectからプルアップを決める。

ダマはLate RollなのかPopなのか中途半端だった。
Handler Forwardにならないのがベストだけど、ストックマンJr.はTrailer Forwardの位置関係を作ることはしないからどうしようもない部分は大きい。


3:41 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Roll Feed (TOV)

ラベネルTop StretchでストックマンJr.ダマPnR。
ダマへのRoll Feedが繋がらずTOV。

One Pass Awayからラベネルを捨てたヘルプが来ていたため、ラベネルへのパスが正解だった。


3:12 香川
Horns Flare - Corner Filled PnR (vs Chase)
- Kick - Counter Drive

ラベネルWing StretchでストックマンJr.ダマPnR。
One Pass Awayからヘルプを引きつけてキックアウト。
ラベネルカウンタードライブ時にファールドロー。
すでにボーナス突入。

そうそう、これが正しい選択。
ラベネルのCOS以上に期待できるアドバンテージなんて存在しない。


FTの時だけたまに1モーションっぽくなるラベネルの謎。


2:42 香川

DREBからプッシュの際にファールドロー。
すでにボーナス突入。


ランダルラベネルの組み合わせ。


2:22 香川
Horns Flare - Corner Filled PnR (vs Chase - Late Switch)

ラベネルWing StretchでストックマンJr.ランダルPnR。
ChaseからLate Switchで対応してくるのに対して、ストックマンJr.がドライブを仕掛けるがTOV。

ランダルMUMを優先すべき場面だった。
ラベネルStretchの安心感は継続して使えている。


1:42 香川
Horns Rip - High DHO (vs Under)
- Post

ランダルストックマンJr.RipからストックマンJr.ラベネルDHOのパターンと思われたが、ラベネルからScreenerとしての意思が感じられず。
Pop Feed経由でPost Feedして、ラベネルパサーのランダルPost Upへ。
TopのストックマンJr.のところからのDoubleに対してストックマンJr.がTop Diveでカウンター。
ストックマンJr.へのTagのタイミングでWeak Cornerへスキップパスを飛ばすが、ショットクロックバイオレーション。

取り掛かるのに時間がかかった。


0:57 香川
Zone Attack

ランダル左Wing、ラベネル左DSの配置で松井が左Cornerに移動してOverloadを狙う。
Defはマークの受け渡しでOverload回避。
香川はパスを回してランダルPost Upへ。
前衛左がPost Doubleに出たタイミングでキックアウトし、松井3pt成功。

このタイミングでZoneに戻してくるのは上手すぎる。
香川がごちゃつくのも無理はない。
それでもごちゃつきの中で3ptを決める松井はさすが。
これに関しては選手がすごいだけ、で本当に十分。


0:29 香川
Corner Filled PnR
- Slip Feed

ランダルラベネルPnR。
Slipしたラベネルへのランダルからのアリウープパスが繋がらず。
こぼれ球を拾った松井の3pt失敗。


4Q終了
埼玉 94 - 97 香川

まとめ

良かった
✅PnRを利用したZone Attack
▶️ランダルラベネルの引力を有効活用
✅ラベネルStretchの安心感

課題
☑️前衛との強制MUMの少なさ
▶️全然使わないわけではないけれど、効果を考えるともっと頻度高くていい
☑️M2Mで中と中の関係性になってしまう
☑️PnRのSide by Side問題

強制MUMできている場面もあれば、できていない場面もある。
Cornerを埋めてOverloadできている場面もあれば、できていない場面もある。
良いとも悪いとも書けない微妙な感じ。

-試合実況考察