スタメン
請田近藤満尾チャップマンデイビス
1Q
10:00 香川
Short PnP (vs Blitz)
- Pop Feed
デイビスDS待機で満尾チャップマンPnP。
Blitzに対してPop Feedでチャップマン3pt失敗。
Game1で効果的だったShort PnPをオープニングセットに採用。
Short PnPはPopにRotationできるOne Pass Awayを空ける配置であるため、ここもチャップマンがワイドオープン。
9:23 香川
Empty PnR (vs Blitz)
- Short Roll Feed (TOV)
チャップマンWEで近藤デイビスPnR。
デイビスへのShort Roll FeedがディフレクションされてTOV。
デイビスのShort Rollが深すぎて近藤が孤立。
とはいえ、近藤もパスコースの選択が安易だったためディフレクションされたことに驚かない。
Blitzの瞬間にパスできるポケットは開いていたし、いいタイミングでドリブルしたからその時に近藤はボールを触れられていた。
だから正しくプレーすればShort Roll Feedは成立するはずだった。
それか、香川がShort Roll Feedするつもりはなくて、やるとしたらAngle Change Passなのだろうか。
だとしたら近藤はWEのチャップマンを落ち着いて探したかった。
9:06 香川
高速リスタートでチャップマンドライブに合わせたデイビスダンク成功。
請田がCoffinにボールを運んできてTrapにハメられかけたが、なんとか繋ぐことができ、さらに香川のチャンスにまで転じた。
8:11 香川
DREBからプッシュ。
デイビスファールドロー。
8:08 香川
High PnR (vs Blitz)
- Wing Feed
- Counter Drive Kick
TS・チャップマンDSWで請田デイビスPnR。
Blitzに対してWing Feedしてチャップマンドライブキック。
近藤3pt成功。
良いプレー。
Blitz + Tagに対してオープンになるチャップマンへ請田が冷静に展開。
RotationによってMUMを得るチャップマンがドライブを仕掛ける判断まで完璧。
近藤も1本目の3ptを成功させたのは大きい。
DREBからプッシュ。
満尾ドライブレイアップ成功。
WCからのヘルプを満尾がユーロで突破。
Rim Protectorが戻ってくるまでの仕掛けでイージーレイアップ。
7:04 香川
Empty PnR
- Maccabi - Empty Step-Up PnR (vs Blitz)
- Short Roll Feed (TOV)
デイビスWEで請田チャップマンPnP。
チャップマンはPop Feedを期待して、請田はShort Rollを期待した。
お互いの意図が一致せずTOV。
Empty Step-Up PnPだったことでWSからPop Feedを狙ってのRotationが可能だった。
もしRotationを把握していたとしても、WSのCut the PopはWEのデイビスと重なるから不可能であるため、Blitzされた時点で請田は詰んでいた。
危険な配置での危険な向きのPnPだった。
6:37 香川
Maccabi
Maccabiの45Cutした請田へのデイビスからのパスがつながらずTOV。
6:09 香川
Short PnP (vs Blitz)
- Angle Change Pass - Skip
デイビスDS待機で請田チャップマンPnP。
Blitzに対してDrive Side Cornerの満尾が出てきてAngle ChangeしてRotationされているチャップマンを飛ばして近藤へスキップパス。
近藤3pt失敗。
チャップマンへのPop FeedはHandler Dがパスコースを切っていたためおそらく難しかった。
頭上を通すコースでのPop FeedはCornerからのRotationが間に合っていそうだったためそれも厳しい。
となると満尾の繋ぎは請田にとって非常に助かる働き。
そこからWCにスキップパスを飛ばすところまで満尾は好判断。
チャップマンはPopしたいタイプのScreenerだが、東京UはかなりPop Feedを警戒したコースの切り方とRotationをしているように見えるため、しばらくはShort Rollをやった方が安全そう。
5:38 香川
DHOと思わせてのDecoy DriveでデイビスFT獲得。
東京Uはボール運びへのTrapを積極的にやってくるから、ボール運びに成功するとそれだけでスペースが広く空いていることもある。
デイビスダマの組み合わせ。
5:11 香川
Empty DHO (vs Blitz)
- Top Feed - Counter Drive Kick (TOV)
ダマDS待機で近藤デイビスDHO。
Blitz回避のTop展開を受けた育実がドライブからキックアウトがディフレクションされてTOV。
ボール運びにTrailerとして同行するデイビスがHandlerから離れすぎてまた危なかった。
それより育実がテンパりすぎたか。
近藤デイビスDHOは近藤がRejectを狙わなさすぎて、かなりのボールプレッシャーをかけられた。
また、Reject側を気にする必要がないため、Short Roll FeedのポケットはHandler Dに埋められ、定位置のTopへのパスコースはScreener Dに塞がれていた。
育実がかなり高い位置で繋いでくれたため潰されずに済んだが、近藤にとってはこれしかなかったという選択。
その後の育実は、まずかなり高い位置で繋いだためデイビスへのAngle Change Passをすぐに狙うことは難しかった。
だとしてもBlitz後にどう戻るか、味方がどうオープンになりそうかを観察する間が一瞬でも欲しかったが、その間を作らずにドライブを仕掛けて結局ヘルプに捕まる。
そのため、4on3の状況でボールマンがヘルプに捕まるという、不自然な状況が発生する。
4:53 香川
ボール運びで請田がボールプレッシャーに負けて体勢を崩してTOV。
Game1で克実がやらかしたのと同じようなTOV。
Defの力のベクトルが自分の進行方向に対して垂直に刺さってくるような進路をとってしまうと、このようにあっさりフィジカル負けする、説。
4:39 香川
Fullcourt Trapに捕まり、ダマからのパスがディフレクション。
ポゼッションは香川。
中継役をミドルレーンに立たせてパスコースを常に複数用意しておかないと、Defに簡単にパスコースを読まれて運べなくなってしまう。
4:33 香川
Pistol
スクリーン待ちの克実がドリブルをディフレクションされる。
ポゼッションは香川。
4:26 香川
SLOBのインバウンズ阻止のために東京UのDefががちゃがちゃしたことで簡単に克実がワイドオープン。
克実3pt失敗。
4:05 香川
Short PnP (vs Blitz)
- Pop Feed (TOV)
ダマDS待機で克実デイビスPnP。
Pop FeedがディフレクションされてTOV。
デイビスのSlip Popの雰囲気を見るとおそらくSlashのためのPnP。
手が絡んでPop Feedが妨げられた模様。
スタメン組が散々Blitzに煽られまくっていたために、この克実もどうせそうなんだろうと思われたのかも。
3:51 香川
Full Court Trapを突破して育実3pt成功。
ディフレクションを狙うDefを小林がよく見て安全にパスを繋いだことでチャンスが生まれる。
ファンダメンタル。
ダマローソンJr.の組み合わせ。
3:22 香川
Short PnP (vs Blitz)
- Drive Kick
ダマDS待機で小林ローソンJr.PnP。
Drive the SlipからキックアウトはPeelで対応される。
Post Upに切り替えた育実はドリブルをディフレクションされる。
Blitzに苦戦する香川はSlipでBlitzさせない方向の修正を図る。
SlipでBlitzさせないだけだと1Q 4:05の克実のように何も起こらないが、小林はDrive the Slipまで狙っていたのが良かった。
Slip警戒のBlitzだとDrive the Slipの効果は強まる。
2:47 香川
Post Iso
ローソンJr.DS待機でダマPost Up。
押し込んでターンしてフック成功。
DHOの際にBlitzで出過ぎたためSlip Feed的な感じでパスを受けるところから始まったPost。
まずこれもパスを待つ位置が深すぎるからベースライン際に追い詰められるんだよなあ、と思いつつPostのムーブは上手かった。
2:10 香川
DREBからプッシュ。
小林ドライブレイアップでFT獲得。
1:55 香川
High PnR
- Reject
TS・ダマDSWで小林ローソンJr.PnR。
Rejectでファールドロー。
すでにボーナス突入。
Blitzに対してRejectするのは、今後のShort Roll Feedのポケットを広げる上で非常に重要なこと。
1:25 香川
Empty PnR
- Short PnP (vs Blitz)
- Drive Kick
ダマDS待機で小林ローソンJr.PnP。
Drive the SlipでBlitzを抜けてキックアウト。
克実3pt失敗。
Slipを繰り返されていてBlitzが十分にできないScreener D。
そこに対してここも小林がDrive the Slip。
自分へのRim ProtectionとDSへのRotationまで考慮して3人目の克実へのパスを選択する小林の判断の質の高さが光る。
小林が圧倒的にHandlerとしてクオリティを出せている。
そうなると正直克実と育実の2人ともが脇にいる必要はないため、キックアウト先の決定力向上を期待して岡田起用があってもいいなと思えてくる。
0:48 香川
Empty Step-Up PnR (vs Switch)
- Empty Step-Up PnR
- Reject
ローソンJr.Topで小林ダマPnR。
Blitzに対してRetreatで我慢していたらSwitchしてくれたが、Topでボールを預かったローソンJr.がダマMUMを察知できずSwitch Backされてしまう。
仕切り直しの小林ダマHigh PnRと思わせて小林が展開。
High PnR Decoyで育実ローソンJr.PnP。
育実RejectでFT獲得。
Short Roll Feedが厳しい角度でのPnRでBlitzされる中、小林が冷静にRetreatでボールキープ。
それによってSwitchが発生したがローソンJr.が気づけず。
MUMの意識は戦術理解の問題ではないため、新加入だから仕方ないか、とはなれない。
その後小林がダマを呼んでスクリーンをセットさせた瞬間に展開。
これはダマにセットまでさせるとダマをマークするBigがBlitzの位置まで引きつけられて、本命の育実ローソンJr.へのTagを弱める効果が期待できる。
小林が戦術的にいかに正しいプレーをやってくれているか、というのが目立つ。
東京U3Bigのラインナップ。
1Q終了
香川 19 - 15 東京U
2Q
チャップマンダマの組み合わせ。
東京Uは2Bigに。
9:38 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Maccabi
- Empty DHO - Fake DHO
- Corner Filled PnR (vs Chase) - Kick Extra
チャップマンWSで小林ダマPnR。
展開してMaccabiからFake DHOはWCからのヘルプで止められて仕切り直し。
チャップマンWCで育実ダマPnRからキックアウトとエクストラでチャップマン3pt失敗。
セカンドチャンスでダマレイアップ成功。
1Q終盤に小林のDrive the Slipで崩されたため、無理してBlitzしてこなくなった東京U。
このあたりの戦術的修正の早さはかなり優れていると思う。
Game1でもShort PnPのPop FeedへのRotationをどこからやるか、について3Q終盤のポゼッションを見て4Q頭から修正していたし。
チャップマンはシュートモーションの時にお尻の動作開始を待たずに腕の振り上げを開始してしまって手打ちになるみたいな失敗の仕方多い印象。
8:52 香川
ボール運びでダマがCoffinに吸い込まれて潰されてTOV。
サイドライン方向に誘導して眩道がなくなったところでミドル側からTrapに来る、というよくあるやつをやっているだけの東京U。
でも全くそんなこと頭にないみたいな様子であっさりCoffinに突っ込むダマ。
ダマにドリブル突かせているのがまあおかしいから仕方ないか。
8:44 香川
Short PnP (vs Switch)
- Post - Kick
ダマDS待機で小林チャップマンPnP。
Switchを見てチャップマンPost Iso。
2-3Zone Shiftに対してハメられにくい配置を作り、キックアウトで克実3pt成功。
SlotかNailでIsoする方がスムーズだが、2BigのラインナップのためPostに移行することも十分可能。
2-3Zone Shiftに対してWing、Top、DS、WCでハメられにくい配置を作っていたため大きなチャンスがあった。
UnderへのPush ScreenでHandlerをオープンにさせてプルアップを決められる。
Push ScreenにかかりまくりながらUnderを貫いているが、相手のプルアップが脅威じゃないから直接失点につながることはここまでほとんどなかった。
だからUnderを貫いているんだろうけども。
8:10 香川
Empty PnR (vs Next)
- Wing Feed - Extra
ダマDS待機で小林チャップマンPnR。
One Pass Awayからのヘルプに捕まる前にパスを捌いてさらにエクストラ。
克実3pt成功。
小林Handlerが良すぎてHandlerをさせてもらえない克実がシューター化。
チャップマンデイビスの組み合わせ。
7:28 香川
SLOBのRip STSからFloppy。
満尾3pt失敗。
7:06 香川
Empty PnR
- Maccabi
- Empty PnR (vs Blitz)
- Wing Feed - Extra
デイビスWEで請田チャップマンPnR。
BlitzされながらWing Feedとエクストラで満尾3pt失敗。
ここもチャップマンがPopみたいなRollをするから、請田がパスを出せなくて孤立しかける。
Short Rollしてほしい。
東京Uに対して香川はこのあたりの戦術的適応がもう少しできてもいいのではと思う。
Wing Feedが出せたからこのポゼッションは切り開けた。
まあMaccabiからテンポ良く始まったPnRだったからBlitzの強度を不完全にさせることができた、と捉えられるのはそうだけど。
でもあれか、ボール運びでTrapに対してデイビスがミドルレーンのちょうどいい距離感に立って中継役をしていたのはすごく良かった。
ビッグマンたちには同じ考え方をハーフコートでもしてくれたらいいんだけどな。
DREBから速攻。
満尾ユーロレイアップ失敗。
ファールをアピールするにはステップスキルが不発すぎた。
ボール運びからフリーオフェンス。
デイビスドライブキックから満尾ドライブキックがTOV。
Empty SideのWingからベースラインドライブを仕掛けてWCからのヘルプに止められる。
何度も見たパターン。
ハメられやすい配置で2-3Zone Shiftされているのと同じ構造だから、合わせをどうしろとか満尾がどうしろとかそういう話ではない。
そもそも満尾はこのドライブを自重しないといけなかった。
5:34 香川
DREBからプッシュ。
克実がファールで止められる。
5:31 香川
High PnR (vs Under)
- Re-Screen (vs Chase)
- Wing Feed (TOV)
TS・チャップマンDSWで請田デイビスPnR。
1回目Underに対してRe-ScreenしてのWing FeedがTOV。
UnderしたらRe-Screenでカウンターするんだろ?ということでうまくDouble Sideの狭いスペースに誘導された。
請田はSnakeしてSingle Sideの広いスペースに逃げていくとかしたかった。
5:18 香川
AI Zipper
- Short PnP (vs Ice)
- Pop Feed - Counter Drive (TOV)
デイビスDS待機で克実チャップマンPnP。
Iceに対して本来のDrive SideでPop Feedを受ける。
チャップマンカウンタードライブがバタバタしてファンブルしてTOV。
Drive SideのDSにデイビスがいたことで、Drive SideへのSlip PopにCornerからStuntしやすかった。
それにより、Pop Feedを受けたチャップマンは思ったよりCornerが自分寄りに出てきていてドライブレーンが開いてないなと思ったはず。
それでどうしようかと迷いが生まれた際にファンブルしてしまったように見えた。
チャップマンがIceに対してセオリー通りにFlipしていたとしてもPop Sideは本来のDrive Sideになるため、東京UのIceはDouble SideにPopさせてチャップマンにスペースを与えないことが狙いだった?
直前のポゼッションでRe-ScreenでDouble Sideに誘導するためにUnderしたのと同じような駆け引き?
DSのサイドとIceかどうかの連携って可能なのか?
さすがにすごすぎないか?と思うがどうなんだろう。
東京UのPnR Coverageの駆け引きがかなり面白い。
東京Uがどう守るかを見るために香川の試合を選んでいるような気分。
4:59 香川
Empty PnP (vs Blitz)
- Pop Feed
デイビスDS待機で克実チャップマンPnP。
Blitzが緩くなる中で克実が広いスペースに逃げてPop Feed。
チャップマン3pt失敗。
チャップマンはShort Rollしてほしいし、Popするにしても遠すぎると思うがこれでいいのだろうか。
チャップマンがボールを運んで色々選択肢をDefに考えさせながらのPnRだったからBlitzが緩くなって克実に余裕があったけど、これは狙い通りの現象?
そうでなければかなり危ういが。
で、チャップマンのPopがCornerのぎりぎりまで行くから遠くなることについては仮説がある。
それはAngle Change Passを前提としている場合。
本来ScreenerがShort RollしてHandlerから直接ショートパスを受けて、DSやCornerなどの合わせへのアウトナンバーの舵取りをするのが一般的。
それをScreenerの代わりにDSがFlashしてNailでショートパスを受けることを前提としているのであれば、チャップマンがあんなにあっさり離れていくのもまあ理解できる。
でもなんでそうしたいのかは想像がつかない。
チャップマンが繋ぎ役する方が役割的に自然だし、ScreenerのShort Rollの方が繋ぐまで早いからHandlerが潰されるリスクも低いし。
4:06 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Step-Up PnP (vs Chase)
チャップマンWEで克実デイビスPnR。
展開して請田チャップマンPnP。
Pop Feedと思わせてドライブを仕掛ける請田がTOV。
克実をマークするDefがボールの動きのままにチャップマンへStunt。
それでまずチャップマンへのPop Feedは微妙になり、そこから請田はフロントチェンジでドライブを狙ったところ、Defに引っ掛けてしまった。
狭い間合いでフロントチェンジするのは御法度。
チャップマンのPop Feedを考えながらチャップマンに体を向けて、そこからBTLでドライブしていくのが正解。
でもこの場面は狭かったから請田自身のドライブより、チャップマンへのPop FeedかStuntが出過ぎていたら克実にスキップパスを飛ばすの2択だった気がする。
デイビスローソンJr.の組み合わせ。
3:45 香川
Maccabi
- Decoy Drive
Maccabi後のDHOと思わせてDecoy DriveしてデイビスFT獲得。
3:13 香川
DHO Inverted
DHOと思わせてInverted Screenでデイビスドライブキック。
ドライブキックの繰り返しで最後は小林フローター失敗。
変化を入れてBig同士のマッチアップでのデイビスの機動力を強調しているタイムアウト明け。
小林の最後のフィニッシュは残念だった。
ベースラインと並行な進路のドライブから両足ストップして横向きでジャンパーとかステップインとかのもっと確実性のあるスキルを選んでほしかった。
2:33 香川
デイビスドライブキックで近藤3pt失敗。
デイビスがボールを運んで流れでドライブするのが手っ取り早い?
2:02 香川
Get
小林デイビスGetの際にファールドロー。
すでにボーナス突入。
デイビスはZoomしてほしかったみたいなジェスチャーを見せていた?
絶対小林がHandlerするのが少なくともこの試合はいいからどうなんだろう。
1:46 香川
Pitch Action
- Empty DHO (vs Chase)
- Roll Feed (TOV)
育実デイビスDHOからRoll FeedがディフレクションされてTOV。
育実がTopからのヘルプを破る際にボールをピックアップしてステップに入ったことで、トラベリングへのカウントダウンが始まってしまった。
細かいドリブルでヘルプをかいくぐっていればもう1つドリブルして冷静に角度を変えてRoll Feedしたり、そもそもRoll Feed以外のワイドオープンに気づくこともできたと思う。
それができないのであれば、Topからのヘルプを引きつけた時点でTopに展開して小林のStep-Up PnRに期待するべき。
1:10 香川
Short PnR (vs Push Under)
- Short PnR (vs Show)
- Skip
デイビスDS待機で小林ローソンJr.PnR。
Short RollへのTagを見てWCにスキップパス。
育実の3pt失敗。
育実はカウンタードライブしてほしい。
スキップパス飛んできた時点で5秒くらい残ってたからできたはず。
小林がShowとかBlitzを突破するために、ボールを前方に突き出してそれを追いかけるようなドリブルを効果的に使っている。
ボールを手放して身軽になった状態でDefを振り切って再びボールをもらうという発想はFlipが代表例だけど、このドリブルはそれを1人でやるスキルになる。
うまくね?
0:42 香川
Pitch Action
- Short PnP (vs Blitz)
- Pop Feed - Drive Dunk (DS Clearout)
デイビスDS待機で小林ローソンJr.PnP。
Blitzの間のポケットを通したPop Feedを受けたローソンJr.がドライブしてダンク成功。
デイビスのDS Clearoutが効果的だった。
小林のこのタイミングでのShort Roll / Pop Feedがナイス。
このタイミングならHandler DとScreener Dの間のポケットが一番大きく開いている瞬間だから簡単に通せる。
ここでパスを受けるためにはShort Rollが一番いい。
この場面もローソンJr.がPopしたことで、小林からローソンJr.へのパスコースにStuntが入り込む余地があった。
だから実はあと少しでインターセプトされるところだった。
それがShort PnRでのShort Rollなら、Handler DかScreener Dの超反応がない限りShort Roll Feedに誰も介入できない。
2Q 4:59で示唆したDSのFlashでのAngle Changeを前提とする場合、この一瞬のタイミングに合わせて再現性高くFlashできるのであればShort Rollと同等の効果を持つかもしれないが、こうやって考えると絶対無理だからやっぱりShort Rollをきっちり狙うべきだなと思った。
0:14 香川
Empty PnRを使わずに育実が唐突に3ptを放って成功。
2Q終了
香川 36 - 41 東京U
3Q
デイビスダマの組み合わせ。
東京Uは2Big。
10:00 香川
Horns STS
STSからFloppy、ではなくさらにRip STSっぽいATO。
うまくオープンが作れずダマIsoになり、プルアップでFT獲得。
スティールから速攻。
請田レイアップ成功。
9:01 香川
ボール運びでPress Breakのための縦パスがディフレクションされてTOV。
さすがに安易すぎないか。
その縦パスを急いで出す意味が特に感じられない。
ミドルレーンからもうすぐTrapに来るだろうから、やばくなる前に出しちゃえ!という悪い意味での思い切りを感じてしまった。
すぐにスティールしかえす。
8:55 香川
Diamond
- Empty PnP (vs Ice)
- Reject - Pop Feed
ダマDS待機で満尾デイビスPnP。
Iceに対してRejectしてPop Feed。
外を警戒されていないデイビスの3pt成功。
デイビスの3ptは打たせておけ、と思われている中で決めた。
デイビスの3ptに今後頼るわけないから、あとから参考にしにくいポゼッション。
ブロックからプッシュ。
請田のプッシュがファールで止められる。
8:21 香川
Diamond
- Decoy Drive
同じプレーを狙う。
Pindown待ちの請田がDecoy Driveからレイアップ失敗。
アイデアは面白いが、Pin Screener2人がペイントエリアにいる中に突っ込むことになるからスペースは厳しい。
最初だけは不意をつけると思うが、レイアップの頃には十分にRim Protectionの準備が整ってしまう。
だからTopのパサーはパスを待つしかないのが一般的で、それによってガードであればプレッシャーをかけられてボールキープの負担がかかるから個人的に好きなプレーではない。
これがTopのパサー役がそれこそデイビスやダマのような3ptを警戒されるわけのない選手であれば、ドライブの可能性がなくてもDefがプレッシャーをかけてくることもないから話は変わってくるけども。
8:00 香川
Post Iso
ダマDS待機でデイビスPost Up。
フック失敗をダマがプットバック。
Wing、Top、WW、DSの少し変わった配置だったが、スペースは広かったため十分に1on1できたし、ダマもプットバックしやすかった。
7:20 香川
Post Grenade (vs Blitz)
- Short Roll Feed
デイビスTopで請田ダマGrenade。
Short Roll Feedを受けたダマのレイアップ失敗するが自らプットバック成功。
ボール運びでまたTrailerのデイビスがHandlerの請田から離れすぎて、請田が危うくTrapに潰されるところだった。
請田がすごく長いスキップパスを出せたから良かったが、めっちゃ危険。
2Qにポジショニングが改善されていたが、その時はどういう指示を受けてどう理解して実践していたのか逆に気になる。
Grenadeはダマがおそらく無意識にShort Rollした。
ボール運びがスムーズでなかったことで「今回は何やるの?」感があったから、思いきりDiveできずに結果としてShort Rollになったのではと思っている。
でもそれが完璧なタイミングでのShort Rollだったため、請田が今節でおそらく最も楽にBlitzされながらのパスを通すことができた。
これよ、これ。
6:36 香川
SLOBでDiamondのPindownから満尾ドライブレイアップ。
Screenerがいるため狭くなっているペイントエリアを力強いステップで切り開いた。
5:58 香川
Post Split
- Skip
デイビスTopでダマPost Up。
請田デイビスSplitの際に何を思ったかスキップパスを飛ばしてTOV。
2-3Zone Shiftだったわけじゃないからスキップパスを出すべきでなかった。
5:27 香川
DREBからプッシュ。
近藤3pt失敗。
シューターキャラの割に入らない近藤の3pt。
5:11 香川
Short PnR (vs Switch?)
ダマDS待機で請田デイビスPnR。
Handler Dとデイビスがもつれてファールドロー。
Handler Dがデイビスの足の間に肩を入れるようなことをしていた?
別にいいけどどういう狙いだろうか。
小林出てきた。
4:58 香川
Post Iso
ダマDS待機でデイビスPost Up。
ベースラインドライブの際にラインクロス。
シンプルに1on1で負けていた。
1歩目を出した時の間合い的にベースライン側は厳しそうだったから、判断自体が良くなかったかな。
残念。
4:32 香川
Maccabi
- Empty Inverted PnP (vs Show)
- Post Iso
Maccabiからデイビス満尾Inverted PnP。
満尾に一旦預けてPost Feedを受けようとするが、Post Feedがデイビスに届かずTOV。
チャップマンダマの組み合わせ。
3:52 香川
Pitch Action
- High PnR (vs Blitz)
- Short Roll Feed - Drive Layup
TS・チャップマンDSCで小林ダマPnR。
Short Roll Feedを受けたダマのドライブレイアップ失敗。
ここでもShort Rollしたということは3Q 7:20のShort Rollも偶然ではなく意図的だったのかもしれない。
良いことだ。
あとはダマがShort Roll Feedを受けてからの判断を正しくできるかどうか。
この場面では満尾がCornerにDriftしていないという合わせのミスがあったため、明らかに選ぶべき選択肢が存在しない難しい状況だった。
だからレイアップミスは判断については仕方なくて、何かあるとしたらスキルの方。
3:17 香川
Corner Filled PnR (vs Under)
- Re-Screen (vs Blitz)
- Short Roll Feed (TOV)
チャップマンSCで克実ダマPnR。
1回目はUnderでRe-ScreenにBlitz。
Short Roll FeedがWWからのTagにインターセプトされる。
ここも1回目UnderしてRe-Screenを誘導する守り方。
2Q 5:31はHandlerをDouble Sideに誘導する目的だったが、ここではサイドライン際でBlitzにハメる目的での実行。
Game1にサイドライン際でBlitzする目的のやつは何度かやっていた気がする。
だから東京Uのパターンなんでしょうね。
ダマが毎回Short Rollしてくれているのはありがたいから、次は克実がTagの存在を考慮しておかないといけない。
2Q 0:42で「Short PnRでのShort Rollなら、Handler DかScreener Dの超反応がない限りShort Roll Feedに誰も介入できない。」と書いた。
この時にわざわざ「Short PnRでの〜」と限定した理由は、High PnRやCorner Filled PnRからのRe-Screenだと、今回のようにWingからTagが来れてしまう。
だからShort Rollの際はTagがどういう反応をするか観察することが大事。
今回のケースだと、Re-Screen開始時点でWWのDefがWEにまで来ていた。
だからこのままRe-Screenを使うとShort Roll Feedを狙ってくるだろうから、Re-Screen使うと見せかけてWWの小林に展開しよう、と判断できるとベストだった。
BlitzはHandler DやScreener Dをなんとかするのは前提として、その先の3人目のDefと駆け引きしないといけない。
あとはShort Rollの瞬間にできるポケットにバウンドパスかフックパスを出せれば、今回のShort Roll Feedを読んでいたTagも間に合わないタイミングで出せた。
3Q 7:20の請田のタイミングね。今回の克実はそれに比べると1テンポ遅い。
話を広げるが、あのタイミングでのShort Roll Feedをできる選手が日本に少なすぎる。
これは大きな問題だなあとは日頃思っていること。
和製カリーが日本で育成されない理由として、これは地味にどでかい障害だと思う。
日本バスケの常識だとShowとかBlitzにはRetreatが基本で、そこからパスを探したり再び突破を狙ったりするのが正しいこととなっているっぽい。
でもそれは違うんじゃないですか?とめちゃくちゃ思う。
その逃げるドリブルが緊急回避として絶対必要なのは承知の上で、まず狙うべきなのは「Screener Dを引きつけたことでオープンになるScreener」じゃないですか?
そこを狙っていかないと、ShowとかBlitzのDefに対してPnRでチャンスが生まれるわけないっすよ。
「PnR→Show→Retreatで回避→捕まらない→でもチャンスでもない」というお約束の流れをやって、これがレベルの高いバスケです、みたいな顔してみんな見てるのがめちゃくちゃ違和感ある。
2:40 香川
DREBからプッシュ。
克実3pt失敗。
チャップマンローソンJr.の組み合わせ。
2:20 香川
Diamond
- Empty PnR (vs Chase)
- Step-Up PnR (vs Show) - Skip
ローソンJr.WEで克実チャップマンPnR。
展開して小林ローソンJr.PnR。
ローソンJr.にTagががっつり来ているのを確認した小林がスキップパスを飛ばし、克実3pt成功。
さっき克実ができなかった判断を小林がやってくれた。
とはいえ、今回はShowだったことでReturnしていくにつれて小林の視界が開けていたが、これがBlitzだと正直やばかったなと思う。
小林もShowの瞬間にパスを出す雰囲気がなかったから、もしBlitzでTrapされていたら一瞬のポケットを見逃してパスコースを失って潰されていただろうなと。
小林のShowやBlitzを突破するための突き出すドリブルうまいって話を前半にしたけど、それは苦しいシチュエーションの練習が当たり前になっていたことで小林が編み出したスキルなんじゃないかなと思う。
本来はその前にShort Rollが簡単な選択肢としてあるべきなのに、という。
1:44 香川
DREBからプッシュ。
小林ドライブキックとエクストラで克実3pt失敗。
逆速攻を止めるためのファールで小林痛恨の4ファール。
この試合、東京UのBlitzに唯一対抗できているHandlerが退場してしまったら香川はおしまい。
1:26 香川
Diamond
エントリーパスがディフレクション。
ポゼッションは維持。
小林下がって岡田。
そういえばいつからか東京Uは3Big。
1:17 香川
SLOBで岡田がFloppy。
その後育実チャップマンPnPで育実プルアップスリー失敗。
0:48 香川
Press Breakから岡田3pt失敗。
セカンドチャンスで克実3pt成功。
ここもPressにほぼ潰されていた。
ローソンJr.がミドルレーンで中継役になってほしかったが、その役割を自覚していなかった、もしくは任されていなかったようでフロントコートに行ってしまった。
それによってミドルレーンの中継役を失ったチャップマンがなんとかピボットして、ぎりぎり克実を見つけてパスを出せた。
東京Uはインバウンズの選手へのDefにBigを配置しているのが賢い。
インバウンズした育実にチャップマンがリターンしようとしてもBigがどっしりとパスコースを塞いでいたから簡単には出せず、そうこうしているうちにTrapが完成するという仕組み。
3Q終了
香川 54 - 54 東京U
4Q
割愛
まとめ
課題
☑️ScreenerのShort Rollが深すぎる
▶️Handlerからのパスを受けるまでにTagにインターセプトされてしまう(だからHandlerがパス出せない)
☑️チャップマンPop偏重でBlitzに捕まる
▶️Pop Feed意識でパスコースに手を出しながらBlitzしてくるDefに対してPopばかりだったためTOV増加
▶️Defが何を狙っているのかを判断材料にPopするかShort Rollするかの指示を使い分けたい
☑️HandlerがShort Roll Feedを出せない
▶️Blitzが出てくる際のポケットが生まれる一瞬に狙いを定めてShort Roll / Pop Feedするというのができない
▶️RetreatとかAngle Change Passとかで緊急回避するばかりで、Blitzを利用してオープンを作ろう!の狙いが感じられない
▶️その結果1テンポ遅れてのShort Roll / Pop Feedになるため、相手のTagやStuntに対してインターセプトに十分な時間を与えてしまう
▶️そもそもRejectの意識が低いことでポケットが生まれにくいのも根本的な問題
☑️Press BreakでのBigのポジショニング
▶️ミドルレーンでHandlerと適度な距離感で中継役になるというタスクをBigたちに浸透させないとHandlerがあっさり潰される