試合実況考察

第22節 香川 vs 山口 Game1

スタメン

克実近藤満尾チャップマンデイビス

1Q

9:44 香川

オープニングセット。
初めて見ると思われるセットでチャップマンドライブキック。
ごちゃついて最後は満尾Postでジャンパー成功。


DREBからプッシュ。
チャップマンドライブがディフレクション。

Rim Runしたデイビスとスペースが被っていた。
デイビスのRim Runをもう少し待ってからドライブしていれば、デイビスはClearoutで合わせられたかも。


BLOBで近藤Pindown。
UnderにFadeしてPop Feedからチャップマンドライブで、DSで合わせたデイビスへのパスがディフレクション。

DSにRotationがあったからその先のWCにキックアウトできるのがベスト。


8:17 香川
Pistol
- Empty PnR - Slip Feed

チャップマンWWで克実デイビスPnR。
Slip Feedがディフレクション。

WCからTagが来ていたため、今回もその先のWCへのパスを考えたかったところ。


8:06 香川

BLOBでPopへのStuntを見てスキップパス。
克実カウンタードライブレイアップ失敗。


スティールから速攻。
近藤レイアップ成功。


7:18 香川
Pistol

最初のFlipで克実が一気にドライブ。
ユーロレイアップでエンドワン獲得。

Defのコース取りが特別悪かったわけではないが、来ると思っていなかったところにアタックすれば勢いで圧倒できる。


6:36 香川
Empty DHO
- Slip - Flash Feed

チャップマンDS待機で克実デイビスDHO。
SlipにDSからTagが出るのに合わせて、チャップマンがDSからTopにFlash。
ワイドオープンでパスを受けて3pt失敗。

Tagへのカウンターができた。


Horns STSで克実がRipでオープンになってレイアップ成功。


5:38 香川

DREBからプッシュ。
満尾ドライブレイアップでFT獲得。


スティールから速攻。
克実レイアップ成功。

Pop Feedを完璧に読んだ克実がRotationして狙い通りスティール。
香川の1Q 8:06もそうだったが、Cut the PopがないままPop FeedすることでStuntに捕まりやすい状況を招いている。


チャップマン佐藤の組み合わせ。
ダマお休み。


4:52 香川

高速リスタートで近藤3pt失敗。


4:33 香川

高速リスタートからプッシュ。
克実ドライブレイアップが失敗。


4:18 香川
Zoom
- Chase (vs Chase)
- Pop Feed

満尾ZoomでPop Feed。
チャップマンカウンタードライブからターンアラウンド失敗。

Weak SideはDSとWWとWCの配置だったことで、PopへのStuntをやらせなかった。


佐藤デイビスの組み合わせ。


3:42 香川
Short PnR (vs Show)
- Short Roll Feed

佐藤DS待機で請田デイビスPnR。
Showに対してShort Roll Feedを受けたデイビスがDSからのTagとの1on1でフック失敗。


根來佐藤デイビスの組み合わせ


2:40 香川
Empty PnR
- Step-Up PnR (vs Show)
- Angle Change Pass

佐藤DS待機で育実デイビスPnRから展開。
デイビスDS待機で請田佐藤PnR。
Showに対して育実経由でRoll Feedして、佐藤がTagからFT獲得。

Showに対して直接のShort Roll FeedとAngle Change Passと両方のパターンを2ポゼッションで実現。
DS待機のシチュエーションでTagとどう駆け引きできるか。


2:04 香川
Horns Rip
- Empty PnR (vs Show)
- Lift Feed

Horns Ripへのパスが通るがショットには繋げられず仕切り直し。
佐藤WC?で育実デイビスPnR。
Showに対してLift Feedで請田カウンタードライブレイアップ成功。

Showに対してデイビスがShort RollしてBack Sealしたことで、請田カウンタードライブ時にそのままClearoutの形を作れた。
Showへのカウンターがめっちゃ良い。


根來チャップマンデイビスの組み合わせ。


1:13 香川
Horns PnR (vs Show)
- Slot Feed

チャップマンElbowで請田デイビスPnR。
Showに対してSlot Feedでチャップマンカウンタードライブ。
展開展開で根來3pt成功。

Showに対して今度はHorns PnR。
Show後のTag Switchがきれいに決まったことで香川はワイドオープンを作れず。
ここはDefの対応が良かった。


1Q終了
香川 20 - 17 山口

2Q

根來チャップマンデイビスの組み合わせ。


10:00 香川
1-3-1Zone Attack
- Short PnR
- DS Feed

デイビスDS待機で請田チャップマンPnP。
後衛に対してClearoutも狙えるような位置でSealしたデイビスパスを受けてフック失敗。


8:42 香川
Maccabi
- High PnR (vs Show)
- Short Roll Feed - Kick

チャップマンDSWで請田デイビスPnR。
Short Roll FeedでDSWからTagを引きつけてキックアウトでチャップマン3pt失敗。

1QはHorns PnRでShow攻略を図ったがきれいにTag Switchされたためか、ここではチャップマンの位置をElbowではなくWingまで広げた。
それによってかShort RollとKickでオープンを作れた。
Dropを補助するTagであればElbowに配置してHorns PnRにする方がTagに強いる取捨選択は難しくできる。
一方でTag SwitchするTagであればWingに配置してDiveとStretchの距離を離した方がShow後のWingへのクローズアウトの距離を長くできる。
Tagするかマークマンを見るかの取捨選択を強いるコンセプトの配置という点では共通しているし似たような配置だが、Coverageによって細かな使い分けができるということか。


チャップマンデイビスの組み合わせ。


7:41 香川
Corner Filled PnR (vs Show)
- Flash Feed

デイビスDS待機で克実チャップマンPnR。
Showに対してFlashしたデイビスがパスを受けてドライブレイアップ成功。

ここはShowの後はTag SwitchではなくそれぞれのマークマンへのReturnだった。
Showがかなり深追いしていたため、その後のFlash Feed時にTagからのReturnが遅くならざるを得ない状況だった。
あれだけ深追いするコンセプトに変えたのであれば、Tag Switchでないと間に合わないと思うが。


7:09 香川
Empty PnR (vs Chase)
- Top Feed - Maccabi

チャップマンTopで小林デイビスPnR。
Top FeedからMaccabiで克実ドライブレイアップ成功。

ShowではなくDropになった。
香川はTopのチャップマンを中心にサイドチェンジして、手数でズレを作っていく。


佐藤デイビスの組み合わせ。


6:09 香川
Empty PnR (vs Show)
- Step-Up PnP (vs Switch)
- Pop Feed

佐藤DS待機で克実デイビスPnR。
Showに対して展開して小林佐藤Step-Up PnP。
Pop Feedを受けた佐藤3pt失敗。

ここも相当深追いするShowからTagのStuntで時間を稼いでReturnしていく山口。
それに対して佐藤がFlash Feedを受けるのではなく、オープンの佐藤をScreenerに2on1のStep-Up PnPを作るアイデア。
Kick Getとかと同じジャンル。
狙い通りStep-Up PnPの時点では2on1を作れたが、その後Switchされたことでズレがうまく吸収された形。
3ptが打てるだけのStretch5はSwitchしておけばなんとかなる理論が香川に当てはまってしまったポゼッション。
佐藤を利用したTag Switchや単純なSwitchを考慮すると、High PnRで佐藤をSSCに配置してデイビスDiveさせるとかが良さげ。


5:40 香川
Maccabi
- Decoy Drive

デイビスTopでMaccabi。
WingへのDHOかパスかを予想させたところでデイビスがDecoy DriveでFT獲得。


チャップマン佐藤の組み合わせ。
ScreenerとしてShort Rollコンセプトのハブになれない、Angle Change Passの出し手をやる信頼もない、Popでの3ptはSwitchされると打てない、となると佐藤苦しいか。


5:13 香川
2-3Zone Attack
- Short PnP

佐藤DS待機で克実チャップマンPnPの際にイリーガルスクリーン。

はじめはチャップマンがNailのギャップに立って繋ごうとしていたが、そこからShort PnPに切り替えたところでイリーガルスクリーン。


佐藤デイビスの組み合わせ。
チャップマンファールトラブル。


4:32 香川

DREBからプッシュ。
克実ドライブレイアップ成功。


チャップマンデイビスの組み合わせ。


4:12 香川
1-3-1Zone Attack

デイビスDS待機で他は2Slotと2Corner。
パスコースを切られながらもなんとか繋いで、最終的に克実3pt失敗。

チャップマンSlotに配置できていたから、チャップマンがもっとボールを長く持って前衛とWingを引きつけたかった。
そうすればパスコースなんて切ってられなくなる。


3:28 香川
Pistol
- Empty PnR (vs Show)
- Empty PnR (vs Show)
- High PnR (vs Show) - Drive the Slip

チャップマンTopで克実デイビスPnR。
Showに対してクリエイトせずに展開して、WSで近藤チャップマンPnR。
ここもShowに対してクリエイトせずに展開。
チャップマンDSWで克実デイビスPnRでShowに対してDrive the Slipから克実FT獲得。

1回目の克実デイビスPnRにはWCからSmallのTagがふわっと準備していた。
それに対して威力を発揮しないPnRからなんとなくのように見える展開でWCのTagを動かしていくが、簡単にクローズアウトされる。
克実デイビスのPnRの質がどうにも低かった。
デイビスがPull Screenで丁寧にChaseを剥がせるようにしていたから、Short Rollがスムーズに行われなかったのは理解できる。
ただ、セット位置が克実に近すぎてShowと同じタイミングで克実はドリブルをつかざるを得ず、Handlerの選択肢が乏しかった。
がっつり準備が整ったDefのShowにはなかなかShort Rollコンセプトで崩せないということか。
だからサイドチェンジを繰り返して手数でズレを生み、ズレが生まれた状態でPnRに取り掛かりたいという意図がやっぱりありそう。
現状のPnRのクオリティにおいては合理的な作戦だとは思うが、楽しくはない。


2:56 香川
Empty PnR (vs Show)
- Top Feed

チャップマンTopで克実デイビスPnR。
Showに対してTop Feedでチャップマン3pt成功。

トランジションの中でのPnR。
チャップマンをマークするのは誰か、が曖昧な状態だったことで簡単にオープンに。
整わないうちに仕掛ける意義。


2:27 香川
Empty PnR (vs Show)
- Step-Up PnR (vs Show)
- Flare

デイビスWEで近藤チャップマンPnRで展開。
克実デイビスPnRと同時に近藤チャップマンFlareで近藤パスを受けて3pt失敗。

Flareが本命のデザインだったことで、近藤のPnRも克実のPnRもスクリーンの使い方が雑だった。
PnRのクオリティ低いのすごい嫌だから、ATO関係なくなんだかなという感じ。


1:55 香川

DREBからプッシュ。
満尾3pt失敗。


1:38 香川
Horns Rip
- Empty DHO (vs Chase)
- Top Feed

克実デイビスRipからFlexとSTSのやつかなと思わせて、満尾チャップマンDHO。
Topに展開してデイビス3pt失敗。

Horns STSと思わせて、というデザインであることで、やはりここもRipのスクリーンの掛け方も使い方もすごい雑。
DHOはDHOで満尾がChaseしてくるHandler Dに対してCurlしないから、Fight Overされていないのにスクリーン通過後にあっさりリカバーされている。
それで最後はデイビスの3pt。
ちょっと残念な内容が続きすぎている2Q。


1:08 香川

DREBからプッシュ。
プッシュの際にファールドロー。
すでにボーナス突入。


0:50 香川
Empty PnP
- Reject
- Pop Feed - Counter Drive

デイビスTopで満尾チャップマンPnP。
RejectからPop Feedに対して、TopからTag Switchしてくるところをカウンタードライブレイアップ成功。

これもトランジションからスムーズにPnRを開始したことで、Defが整わないうちにフィニッシュまで持ち込めた。
このテンポの良さはちゃんと良い。
デイビスもTopでとどまらずにCut the Pop的にDSに移動していたのも合わせとして良かった(はじめからDSに行くつもりだったたけかもしれないが)。


0:25 香川
Ram Spain PnR (vs Show)
- Angle Change Pass

チャップマンSSCで克実デイビス近藤Spain PnR。
Angle Change Passでデイビスパスを受けてフック成功。

Spain PnRにもShowしてきた山口。
Diveに対してはじめはSpain ScreenerがTagして、その後はチャップマンのところがTagを引き継ぐような守り方をしてきた。
香川はBigのTagを受けたデイビスに最終的にパスを入れてフックを決めさせる形となった。
ドライブ方向のCornerにチャップマンを配置していたことで、単純にチャップマンのところからTagすればいい、という守り方をさせなかった香川だったが、香川自身がその配置によるチャンスを理解できていなかった模様。
チャップマンのところから強引にTagすればチャップマンがオープンになる、チャップマンを離れられずにTagできなければデイビスがオープンになる。
そこでデイビスに別の誰かがTagすればスキップパスを飛ばせる、という整理ができていれば(特にHandlerの克実)、ワイドオープンを見つけられたはず。


2Q終了
香川 41 - 34 山口

後半

割愛

まとめ

主なセット
特になし(強いて挙げるとすればPistol)

良かった
✅トランジション意識
▶️プッシュからのドライブやDragでDefが整わないうちにフィニッシュまで持っていく
✅Angle Change PassでのShow攻略
▶️Showを引きつけておいてHandlerがボールを離した後の4on3の意識で良い場面がいくつか

課題
☑️チャップマン不在時のShort Roll展開
▶️Short Roll + DSだとBigによるTagが簡単だからShort Rollが決定機に繋がらない
☑️PnRでのクリエイト
▶️セット位置、ドリブルのタイミング、Chaseに挽回されないためのHandlerの進路、Tagと味方の配置を考慮したパス判断など、1回のPnRでもっと大きなズレを生み出せるはずなのにできないポイントが多い(PnRのクオリティが低い)

-試合実況考察